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14-決定(夢主) ページ15
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「…温泉?」
「そ!しっぽり温泉に浸かってそのまま旅館に泊まる!みたいなの、最近は出来てなかったからね〜」
…嶺二と温泉?
いや、死ぬが?
そう思ったが、本人の希望を叶えると言った手前、断るのも微妙だ。
そもそも向こうはそういうつもりではないし、ただ息抜きに温泉に行きたいってことなんだろうから、私が心臓を強くすればいいだけの話だ。
「…うん、わかった。行きたいとこある?」
「ありがとちゃん☆いや〜君ならそう言ってくれると思っていくつか考えてきたんだけど…」
ごそごそと鞄から付箋付きの温泉情報誌をとりだす嶺二。
「もう雑誌まで買ったの!?」
さすが嶺二、行動が早い。
というか、抜かりない。
もし断ったとしても上手くプレゼンされて丸め込まれてた気がする。
……観念するしかないか。
私はとりあえず、出発までに心臓を鍛えておこう…
そう、胸に誓った。
*
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作者名:レナ | 作成日時:2020年5月1日 11時