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22-君と恋人に1 ページ23

*



「…やっぱり、ここに居た」


僕はホテルに確認を取り、彼女がいるという部屋の前まで来た。

…さてと、どうするかな…

とりあえず、部屋のインターホンを押す。
すると、少しの沈黙のあと、返事が返ってきた。


「……どうしてここが、わかったんですか」

「ここくらいしか、君が来るところはないでしょ?」

「…そう、ですけど…」

「…開けて、くれないかな?」

「………」

「…何もしないから」

「………」


……だんまり、か


「君に拒否されると、流石に傷つくな」

「…それも、嘘ですか」

「まさか。昨日からずっと、僕は本当のことしか言っていないよ」


すると、おもむろに扉が開かれる。
ドアノブを握りしめて、俯いたままの彼女が、小さく「…どうぞ」と言った。



ーーーーー



「………」

「………」


沈黙が続く。
先に声を発したのは、空助さんだった。


「……ごめん」

「えっ…」

「昨日は、怖がらせて…ごめん。無理に君をどうこうしようだなんて、思ってないよ」

「空助、さん…」

「…でも君、ああでもしないと信じてくれなさそうだったから」

「そ、そりゃあ……だって、最初にあんなふうに言われてたら、疑いもしますよ…」

「……それで?…今も、信じられない?」


空助さんの真剣な瞳が私を捕える。


「……少し……」


私は視線に耐えられず、少し目を逸らして小さく呟く。



*

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設定タグ:斉木楠雄のΨ難 , 斉木空助 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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レナ(プロフ) - いろはさん» 最高の作品だなんて、嬉しい…!!空助さん良いですよね…!空助の可愛さとかかっこよさを上手く表現出来ていたなら良かったです…(*´ω`*) (2020年10月14日 21時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)
いろは - 空助めっちゃ好き...!可愛くてかっこよくて、最高の作品ですッッッッッ (2020年9月26日 13時) (レス) id: 783a9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - アイスあるさん» ありがとうございます!!嬉しいです!頑張りますね!! (2020年4月30日 9時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - 面白いです!更新頑張ってください!! (2020年4月29日 16時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 玲楓(れいふう)さん» 空助さん推しだったんですね…!!期待通りのものが作れるか不安ですが、頑張りますね!!! (2020年4月15日 15時) (レス) id: 2e745625de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レナ | 作成日時:2020年4月14日 5時

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