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次の日起きると久々の日本食に顔が思わず綻んだ。
「今日20時の飛行機のるから！」
「あら、忙しいのね。しっかり食べてるの？ちょっと痩せたんじゃない？」
「残念ながら痩せてもいないし身長も変わらず」
母にそう言われてご飯をてんこ盛りに盛られたけどそんなに食えるか！と思いヒロにご飯を差し出した。
「なに？食えねぇーの？」
「うん、よろしく！私今日出掛けるから」
「はぁー？どこ行くの？」
「どこでもいいでしょ！じゃごちそうさま！」
いくら昨日来たとはいえこんなの日帰りと変わらない。でも約束しちゃった分今さら無理ですとは言えないから忙しなく動くしかない。
少し前の話をすると、私と一弥は完全に別れたわけではない。私が留学するっていったら辛いから距離置きたいって言われて、距離を置いてるだけ。
一弥は私の留学は最後まで反対してたけど私は押しきって留学した。それでもちょいちょい一弥とは連絡を取ってた。
だから気がつかなかったんだ。
一弥が本当は私のことなんて好きじゃなかったことに＿＿＿＿＿＿
連絡しないで一弥のマンションに向かって合鍵を使って中にはいると、知らない女の靴。
え、誰？
聞きたくない、一弥の声。ベッドの方から声がして何をしてるのかはすぐにわかった。
頭が回らない。どういうこと？
「一弥？」
「は？A？何してんの？」
「何してんの？はこっちの台詞だよ！！なんで、
なんでこの女と一緒なの！？＿＿＿」
そう、この女とは私の友達であり、＿＿＿幼なじみ。
「お前こそ行きなり来てなんなんだよ？
俺達終わっただろ？てか元からお前なんか好きじゃねぇし
ナナと付き合うために、近付くためにお前を利用してたんだよ。」
意味がわからない。なんで？今まで笑いかけてくれてたこと、してくれたこと全部嘘だったっていうの？
私はまた騙されてたって訳？
怒りと悲しさと悔しさが入り交じってどうにかなりそう。
吐きそう、まじやだ。来なきゃよかった…
「さいってい！」
持ってきたペアリングと合鍵を投げつけて私はマンションを飛び出した。
もうやだ、なんでこんなるの？
いつもそう、ちゃんと好き。愛されてるって思うのに私だけが自惚れてるだけなんだね。
私はその日夜に帰る予定だったけど夕方の便に切り替えて逃げるように韓国に戻った。
チャニョルさんに明日朝から来ても良いですよって連絡をした。
今は一人になりたくない、誰でもいい。
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ゆな(プロフ) - ひよりさん» 続編出来ました、！いつも読んでくださり感謝いたします！じゃあ２でもたくさん名前呼ばせますね、笑 (2017年1月11日 4時) (
レス) id: 38a0f2931c (このIDを非表示/違反報告)
ひより - わーついに2まで行くんですね！ベクが何回も名前呼んでるのしつこいとは思いませんｗ！ (2017年1月11日 3時) (レス) id: c421a89d8f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ひよりさん» コメントありがとうございます。すごく励みになります！毎日少しずつですが更新できるように頑張りますのでよろしくお願いします(*´ω｀*) (2017年1月8日 3時) (レス) id: 38a0f2931c (このIDを非表示/違反報告)
ひより - 今日はじめてみたのですが、おもしろいですね!更新頑張ってくださいね! (2017年1月7日 22時) (レス) id: 1a31629ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな | 作成日時：2017年1月2日 16時
