永瀬くんと、一般人の私。

この、バカチンが！ 廉side ページ5

ーーー廉side



嫉妬してまうわほんま。そもそもみんなAのこと好きやからな。そりゃあんな可愛いのん惚れへんわけないけどさ


「うわー、廉がニヤニヤしてるぅ。気持ちわるぅ」

「でもニヤニヤしながら怒ってるぅ。気持ちわるーい」


紫耀と優太が交互にいじってきて、向こうでAが笑ってる


『なんか懐かしいね、この感じ』

「うん。…ほんまにな」

「ヒューヒュー♪お熱いねぇ、お二人さん」

「『うるさいねん、ボクバナナ野郎』」

「ハモってんじゃんwwwてか見てたの、あれ」


Aが見てないわけがない

だってAは昔から嵐のファンやねんから


『見るよそりゃ！ダブルしょうやで？見なあかんやん。イケメンとイケメンが揃うなんてそりゃ！見なあかんやん！！！』


あー、もうほんまこいつ。


「なに、なんで見なあかんの」

「もうA！廉が妬くだろ！」

『この、……って！言ってよ！！！』


まいジャニのあれやな、絶対

紫耀の名言か


「へ？「このばかちんがやで」あ！！！

この…バカチンが！！！」


俺がコソッと教えて紫耀が言うと、Aがめっちゃ笑ってる

よう覚えてたな、あんな前のこと(笑)


『あー、もうほんま紫耀くんのそれ好き』


は！？今好き言うたで！？


「へっ？俺もA好きー」

『ほんま？両想いやなー』


この二人特有のほのぼの感


「いや、許さん！」



まあ結局いつも俺の嫉妬で終わるんやけどな。笑
これからは毎日電話しよーかな、なんてな(笑)

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