バイトの神様 (ページ9)

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その日のバイトは順調に進み、ミスをすることなく過ごした

私が上がる前に川尻さんが、もうお店に来ていて
お疲れ様です、と一声かけた

「あ、佐々木さんちょっと待って」

『はい？』

「買い足さないといけない物があるから、駅まで一緒に行こう」

そういうことで私たちは駅まで一緒に向かうことになった

「ケーキに飾り付けするペンがなくてね〜」

チョコペンを駅前のコンビニまで買いに行くと言う

チョコペンで文字を入れるのも川尻さんが担当するらしい

「佐々木さんって仕事覚えるの早いね」

『そうですか？？』

私の頭の中でははてながたくさん浮かんだ

入って間もないし、いつも先輩に注意されてばっかりだ

「あんまり被らんけど、他の子からちらほら聞いた」

『ええ、恥ずかしい』

大丈夫やけんね、これからも頑張ろう
そう言って、コンビニに到着してしまい
私たちはそこで別れた

そのあと、蓮くんたちが
飾り付けとかしたパーティは無事に
最高に終わったらしい

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