バイトの神様 (ページ1)

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大学2年の春、大学生活も少し慣れ始め
サークルに所属していない私は都内某所のカラオケ店で
バイトを始めることにした

『今日から入りました、佐々木Aです。よろしくお願いします。』

「よろしくお願いします〜」

バイト初日

「ここでドリンクを作って、あっちで料理を作るんだけどまずはドリンクを作ることから始めましょう」

ドリンクを入れる機械はどこにであるような
ドリンクバーと似たような作りで

お客さんがお部屋のタッチパネルから注文されたら
繋がれてる機械からその注文されたドリンクの名前が
印刷される紙が出てくる

「この紙を取って、お盆に乗せてドリンクを入れて〜」

『はい』

言われた通りにドリンクを乗せて
先輩がお部屋に持っていくのを後ろから付いていき
ドリンクを置いて、部屋から出てくるのを見た

「こんな感じでお部屋にドリンクを持っていくの。最初のうちは誰かがついて行って後ろで見てるから」

『はい』

その日はずっとドリンクを運んで終わった

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