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結局、誰が嫌がらせをしていたのかは分からなくて
それ以来、周りから変な目で見られたり陰口を言われる毎日だった。
だけど、何人かは私の事を信じてくれた友達もいて
その子達と残りの大学生活を過ごした。
当時付き合ってた彼、翔太とは別れた。
彼から告白されて付き合ったから、そこまで好意は無かったし別れを告げられた時は意外とあっさり受け入れられた。
.
＿＿＿＿ﾋﾟﾋﾟｯ、ﾋﾟﾋﾟｯ
カーテンから射す光に目を細めながら、
重い体を起こして顔を洗おうと洗面所に向かった。
なんとか鏡の前に立ち、そこに写ったのは出勤前とは思えない顔をした自分がいて
『うっわ、ひっどい顔』
昨日泣いたせいで目が腫れて赤くなっている。
それでも、仕事に行かないといけない。
『……はぁ、』
車は職場の駐車場にあるから
歩く…？電車…？
どれも、だるいな。
……そうと決まれば、
.
_____prrrrrrr…
.
廉「…なに」
『廉さんお願いします、送って貰えないですか？』
廉「嫌」 _____ﾌﾞﾁｯ
.
『…はぁっ！？それだけ！？』
再度、廉に電話をかける。
廉「何でお前の送迎係にならなあかんねん」
『お願い！車があっちにあるの！
帰りは自分で帰るから！ね？ね？お願いします！』
廉「はぁ……」
.
.
アパートの外で待っていると、暫くして高そうな車が私の前に止まった。
いそいそとドアを開けて乗り込む。
『本当にありがとうございます』
廉「出勤ギリギリなんやけど。今度奢れ」
『はい勿論です』
.
廉「…てか、今日いつにも増してブッサイクな顔やな」
『映画見て泣き過ぎた』
廉「プッ……アホやな、歳じゃね？笑」
『あははっ、そうかも』
.
.
廉「………」
.
廉に聞かれて咄嗟に誤魔化したけど、
嘘ついたことバレた、かな…。
私を見る視線に気付かないふりをして、窓から見える景色に顔を背けた。
.
『おはよーございまーす』
岸「…あのっ、Aさん」
『昨日はごめんね？…私は、大丈夫だから』
岸「っ、はい
……でも、何かあったら言ってください」
『うん、ありがとう』
他の人を巻き込みたくないの。
岸くんの横を通り過ぎて自分のデスクに座る。
廉「………」
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はる - とても面白くて一気読みしていました！続きが気になるので、宜しければパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします！ (2021年6月24日 1時) (
レス) id: 8cb2e2585a (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 『殻を知らない蛇は』を読んで、とても面白いなと思ったのでこちらの作品も読ませていただきました！続きが気になるのでパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします！ (2021年6月22日 21時) (レス) id: 22c18f65d8 (このIDを非表示/違反報告)
sweetlarme(プロフ) - Rieさんのお話どんどん続きが気になって一気読みしちゃいます。続きが読みたいので、良ければパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (2021年6月3日 23時) (レス) id: cc4072ce2b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - パスワード教えていただきたいです！ (2021年6月2日 19時) (レス) id: 0501681899 (このIDを非表示/違反報告)
An(プロフ) - Rieさんの世界感とっても好きです。宜しければパスワード教えて頂きたいです。続きがとても気になってます、、 (2021年6月2日 18時) (レス) id: 9f0db7920c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rie
| 作成日時：2020年1月17日 0時
