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頭痛を感じながらも、気持ち良い朝を迎えれた私。
今日は廉の家から廉の車に乗って出勤です。
『朝から運転しなくていいって最高』
廉「…………」
『楽しかったからまた遊びに行くね』
廉「ふざけんなもう来んな」
『何でそんなこと言うの？私たちの仲じゃん』
廉「いやいやさすがの俺も、昨日のお前がまた来ると思ったら普通に無理」
私が酔っ払った後、廉は1人荒らされた部屋の片付けをしていたらしい。
大変だね…可哀想…。
……まぁその原因は私なんだけどアハハ
次行った時はもっと荒してやろうっとなんて意気込んでいるとすでに会社に着いていた。
『おはようございまーす』
廉「はようございます」
磯「永瀬さん！おはようございますっ」
小走りで廉のお出迎えに来た磯辺さん
うん、廉が好きなのは分かるけど私にも挨拶はしようね？
岸「Aさんっ、おはようございます！！！」
『おはよ、岸くん』
あぁ今日も元気いっぱいだね岸くん…
まぁ私には岸くんという素晴らしい後輩がいるからいいけど！
ふと廉を見れば磯辺さんに負けじとその周りに集まり始める女性陣
うわっ、香水の渋滞してそう……
哀れな目で見ていればトントンと肩を叩かれた。
振り向くと岸くんがニコニコと笑っている。
岸「Aさん、これお店に落ちてましたよ」
岸くんの手にはウサギのチャームが付いている私の鍵があった。
『うそ…良かった、見つからないと思ってたから…』
ありがとうと言って、彼の頭をポンポンと撫でる。
ふふっと嬉しそうにする岸くん。
なんだろう、尻尾ブンブン降ってる大型犬にしか見えない…。
岸「っ、先輩！今度俺とも飲みに行ってくださいよ」
『えーー岸くん飲めるの？』
岸『一応、成人してるんでいけると思います！！』
『そういうことじゃなくて、笑
……まぁ、せっかくだし帰り行こっか！』
岸「まじっすか！！ 俺、今日頑張れそうです！！」
『私も頑張れそうだよ！！…じゃあまた後でね』
岸「はいっ」
岸くんとの飲みに浮かれた私はいつもならダラダラと進めている作業を高速で終わした。
珍しく真面目に仕事をする私を見て廉は物珍しいものを見るような目をしていたが、そんなことも気づかないくらい私はウキウキだった。
いつもはハゲ課長の愚痴を言う私だが、不思議と今日は愚痴を言うことも無く穏やかに過ごしていた。
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はる - とても面白くて一気読みしていました！続きが気になるので、宜しければパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします！ (2021年6月24日 1時) (
レス) id: 8cb2e2585a (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 『殻を知らない蛇は』を読んで、とても面白いなと思ったのでこちらの作品も読ませていただきました！続きが気になるのでパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします！ (2021年6月22日 21時) (レス) id: 22c18f65d8 (このIDを非表示/違反報告)
sweetlarme(プロフ) - Rieさんのお話どんどん続きが気になって一気読みしちゃいます。続きが読みたいので、良ければパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (2021年6月3日 23時) (レス) id: cc4072ce2b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - パスワード教えていただきたいです！ (2021年6月2日 19時) (レス) id: 0501681899 (このIDを非表示/違反報告)
An(プロフ) - Rieさんの世界感とっても好きです。宜しければパスワード教えて頂きたいです。続きがとても気になってます、、 (2021年6月2日 18時) (レス) id: 9f0db7920c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rie
| 作成日時：2020年1月17日 0時
