再会…？(2)〜レンside〜 ページ34
ピンポーン…
「たのむっ…」
Aの家のインターホン。
駐車スペースには車が止まっているからいっとでてくれるはず。
祈る様な気持ちで待つと、玄関の扉が開いた。
「入って。」
出てきたのは案の定、Aの母さん。
俺は軽く会釈すると、彼女と共に部屋に上がった。
「…目で見るのが一番いいかしらね。」
「は…い…。」
なんとなく予想はできていた。
俺がアイドルをやっていた時のAが脳裏に浮かぶ。
俺は階段を上がり、Aの扉の前で一呼吸置いた。
「よし…」
俺はAの部屋のドアノブをにぎり、ゆっくりとひねった。
「…あれ？」
中には…
机の上で本を読むA。
やっぱり痩せていたが、痣は少し減ったようだ。
なんだ、よかった…
と安心した。
が。
現実は甘くなかった。
「A…？」
俺に気が付いたのか、Aはゆっくりと振り向く。
…その瞳に、俺は唖然とした。
「…」
なにもかも諦めたような色
光のうつらない瞳
奥に映る深い闇
「A…か…？」
Aはなにも言わずにじっと俺を見つめた。
数秒もすると、Aの瞳からはほろほろと涙が溢れていた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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うぶめ - レンくん大好き!!続きも頑張ってください!! (2016年2月19日 17時) (
レス) id: cb793dd2ae (このIDを非表示/違反報告)
桃羽 - す、すごい泣きそう... (2015年6月10日 3時) (レス) id: 295490268f (このIDを非表示/違反報告)
あ - あ (2014年10月2日 19時) (レス) id: 23aa123a0b (このIDを非表示/違反報告)
あ - あ (2014年10月2日 19時) (レス) id: 23aa123a0b (このIDを非表示/違反報告)
咲音サクラ(プロフ) - ぞ・・・続編？！楽しみです〜もちろん続編もお気に入りに追加ぁぁｘ！！！ (2012年9月10日 18時) (レス) id: 03c04325e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう( ´･ω･` ) | 作成日時：2012年8月18日 18時
