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距離(2) ページ23

「じゃあ、俺そろそろ行かないと…」


レンはゆっくりと体を離した。


「やっぱ仕事あるんじゃん。わざわざ来なくても良かったのに…」


するとレンは悲しそうな顔をした。


「その…これからしばらく会えないんだ…ツアーの打ち合わせとか準備とかがいろいろ重なって…。ごめんな…。」


レンはもう一度私を抱きしめた。
それはもう、苦しいくらいに。


「…それで来たんだ。」


「あぁ。」


レンはさらにぎゅっと私を抱きしめ、私もレンの背中に手を回した。


「…大丈夫。レンの夢が叶ったんだもん。私が応援しなきゃね?」


私が笑顔をレンに向けると、レンは苦笑いで「頑張るよ」と私の頭を撫でた。


「いってらっしゃい。」


「いってきます。」


レンは名残惜しそうに私にキスをして、外に停めてあった車に乗り込み、そのまま角を曲がって見えなくなった。


「っ…」


その瞬間、私の頬に生ぬるい液体が伝う。


会えただけで、嬉しかった。
今日はどこに遊びに行こうとか、何をしようかとか、そんな事を会った瞬間から考えていた。


けど。


やっぱり現実っていうのは厳しいもので。


実際に今会ったのも一週間ぶり。
毎日会っていた私達にとってその時間は長すぎた。


「レン…いやだよ…」


そんなつぶやきも、空気に溶けて消えてゆく。


私の地獄の様な日々が、始まる…

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リナ(プロフ) - おっひさぁぁぁぁ!! 最近来てなかったのだよ! さっすがゆう!神だ!← (2012年8月12日 15時) (レス) id: 66c3d20650 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆう( ´・ω・` )さん» ありがとう!♪これから、よろしく/~ (2012年7月27日 21時) (レス) id: 21270f388c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんここにゃんこ(プロフ) - 早く続きが読みたいよ〜ぅ☆ (2012年7月27日 15時) (レス) id: f90b577cd1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆう( ´・ω・` )さん» 分かりますぅぅぅぅぅぅぅぅぅww友達希望してもいいですか?遅い気もしますが; (2012年7月26日 21時) (レス) id: 21270f388c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう( ´・ω・` ) - 楓さん» 眼鏡萌えなんだよおおおおおおおおお (2012年7月26日 17時) (レス) id: afff3cd1f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう( ´・ω・` ) | 作成日時:2012年7月4日 21時

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