鏡音レンが貴方の4倍大好きですがなにか？(^ω^ )

お祭り！(2) ページ14

「むぅ…」


「ははっ…A下手だなっ…」


「うるさいっ！」


それからしばらく経って、いろんなお店を回ったけど…


「ヨーヨー取りなんて何年ぶりだと…」


「しょーがないな…っと。ん、Aの分。」


レンは近くにあった紫色のヨーヨーをひょいと拾って私に渡す。


「わぁっ…！ありがとうっ！」


私はそれを受け取ると、顔の横に並べて笑ってみせた。

お祭りなんて久しぶりだけど、こんなに楽しいのは久しぶりかもしれない。


「すこし休むか？ずっと歩きっぱなしだろ？」


「うん…そうだね。」


レンは私の手を引っ張って、近くのベンチに誘った。


「ふぅ…」

私が一息つくと、レンは苦笑いで私の荷物を持ってくれる。


「疲れてたんなら言えよ…」


「えへへ…疲れより楽しい気持ちの方が強かったし…」


「…ならいいけど…。」


…あ、そうだ。


「…ねぇ、レン」


「ん？…？！」

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