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いや、今はその道を進めばいいじゃん、だってそのためにこうやって高いお金払ってもらって入院してるわけだし、実際それしかできてない状況だし。
でも、それを進んだ先に、なにがあるのかわからないから、不安なんだ。
もしかしたら、は、たくさん浮かぶけど、そこにあまりいい道がないのは、きっと今まで楽しいことばっかしてきて、文字通りラクしてきたわたしの罰。
「…ん、話してくれて、ありがとう。」
「……なんか、…意味わかんない、よね、…」
「んーん、不安の意味がわかったら、それはきっと不安じゃないから、それでええよ。」
神山さんに、全部聞いてもらった。
悩みなんか、友達以外に話したことないけど、最近では、もう、神山さんが1番の友達みたいになってるからね。笑
それに、病気の関連の悩みとかさ、友達にも家族にも言えないじゃん、心配かけたくないもん。
わたしのバカで語彙力のない言葉にも、優しく頷いて聴いてくれた、神山さん。
思わず、振られたことも言っちゃったよ。笑
なんか、元からわかってたっぽかったなぁ、やっぱバレてたか。笑
「…んー、せやなぁ。 …じゃあ、�霤弔気鵑痢⊂�来の夢はなに？」
「…え、…言わなきゃ、だめ、？笑」
「お、あるんやんか！ ちょっと待って、紙とってくる。笑」
そしたら、んー、って考えてくれた神山さんは、突然、そんなことを言い出した。
将来の夢、とか、ほんとは、言いたくないんだけど…絶対、誰にも言わないでね？
ナースステーションまでダッシュして行ったかと思ったら、今度は紙もってくるし、びっくりするわ、どうしたどうした？笑
A4？A3？わかんないけど、白い紙を縦にして、そのいちばん下に、今、の文字、いちばん上に、四角が書かれる。
はい、夢は？って、急かさないでよ、タイミングってもんがあるでしょ？
一息ついて、素直に言った。
お父さん喜ぶわ、って、ほんと、絶対に言わないでね？？
「よっし、書けましたー。…ちなみに、心臓移植後の出産は、そう簡単じゃないよ。 それ相応の、覚悟と注意が必要やで？」
「……なんで、そんなこというの、…」
「夢を夢で終わらせたくないから。 夢は叶えてこその夢やろ？ また、移植が成功したら、桐山先生から話あると思うけど、ちょろっとだけ、頭に入れといて？」
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みき(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。毎日更新されているか楽しみで、お話が続くのが嬉しいです。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！ (2019年10月26日 23時) (
レス) id: 80bf883441 (このIDを非表示/違反報告)
Riru(プロフ) - のんちゃんのお手紙で涙が出ちゃいました、、西埜さんが選ぶ言葉がほんとに大好きです。 (2019年10月24日 12時) (レス) id: 52537ea43d (このIDを非表示/違反報告)
りりあん(プロフ) - 西埜さんの文章がすごく好きです！これからもずっと応援しています！ (2019年10月18日 4時) (レス) id: bb098296da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉都香 | 作成日時：2019年10月15日 23時
