26話 ページ27
虎杖「順平の母ちゃん、いい人だな」
順平「うん…虎杖君と紫苑さんのお母さんはどんな人？」
虎杖「あ〜、俺会ったことねぇんだわ。父ちゃんうっすら記憶あんだけど…
俺にはじいちゃんがいたから」
『“いいね、そう言う家族愛？っていうの。私は家が家だったし力が全てで私は落ちこぼれだったからそういうのわかんないな〜”』
順平「な、なんかごめん…」
『“あの人達全員死んでるから別に気にしないで”』
ﾌﾞｰﾌﾞｰ
虎杖「あっ、わりぃ電話。あ、もしもし伊地知さん？」
伊地知からか、私も五条に連絡先した方が良いのかな
順平「虎杖君と紫苑さんは呪術師なんだよね」
虎杖「おう」
『“それがどうかした？”』
順平「人、殺したことある？」
虎杖「ん？ない」
順平「でもいつか悪い呪術師と戦ったりするよね。その時はどうするの？」
虎杖「それでも、殺したくはないな」
順平「なんで？悪い奴だよ？」
虎杖「なんつーか、一度人を殺したら殺すっていう選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ。命の価値が曖昧になって大切な人の価値までわからなくなるのが、俺は怖い」
あぁ、この子は本当に“善人”なんだな。
私には大切なものが少ないし、沢山殺してきたからこの子が言っていることの意味がよく分からない。
私にとっては私の命＝まどか達の命だから自分の命を無駄にしようとにすることは無い。だからこそ分からないのかもしれないけど
※
虎杖「いや〜、けっこう面白かったな」
「
順平「へっ！なに！？」
『“うちのべべだよ。かわいいでしょ？”』
虎杖「かわいい…のか？学長の呪骸みたいな感じがする」
べべは「キモかわいい」じゃなくて「かわいい」だよっ！
順平「二人とももう帰る？」
虎杖「うん、俺は帰るよ。先輩は？」
『“さっき、べべが嫌な予感がするって言ってたからとりあえず、凪さんが起きるまでいさせて貰えたらなって思ってるんだけどいい？”』
順平「えっ？う、うんわかった。じゃあまたね、虎杖君」
虎杖「応！またな、順平。A先輩」
『“気をつけてね”』
順平「えっと、紫苑さんはこれからどうする？僕は寝ようと思ってるんだけど」
『“私はしばらくリビングにいさせてもらうね。私のことは気にしないでいいよ”』
順平「うん、わかった。それじゃあおやすみなさい」
『“おやすみ、順平君”』
私は順平君を不安にさせないように柄にもなく出来るだけ優しく微笑んだ
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まだれーぬ。 - ...名前が同じな子がいる← (2022年10月31日 23時) (
レス) id: bae8424a9b (このIDを非表示/違反報告)
naitomeakun(プロフ) - ハツコメです、主人公ちゃんいろはちゃんに似てるきがする (2022年10月27日 22時) (レス) @page1 id: d3eefea6fe (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しるこ先生初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2021年11月2日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
さささん - まどマギの最新されてる小説少ないからめっちゃ嬉しいし面白いです！最新頑張ってください (2021年10月25日 19時) (レス) @page1 id: 5dc4ad0b6f (このIDを非表示/違反報告)
リリアン - 小説のホーム(？)でさやかちゃんに「嫁」って言われてるだけでも幸せです。 (2021年7月28日 20時) (レス) id: e061a0bf2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しるこ先生 x他1人 | 作成日時：2021年4月29日 22時
