31 Ren side ページ31
・・・この女、どこかで見たことがある。
俺は学校でも、ずっとAのことを考えてるから、学校の女子のことをほとんど知らへん。
女『永瀬くん、だよね？
・・・私のこと、覚えてない？』
・・・覚えてへん。
この女のことより、Aのことが気になって、目を向けた。
すると、Aはどこか不安そうな目で、この女を見ていた。
俺は頭をフル回転させて、この女に関する記憶をたどった。
・・・・思い出した。
去年、高1の夏。
俺がまだAに出会う前の夏休み、お祭りでこの女に告白されたんや。
名前は確か・・・・
女『レイナです。』
・・・・これはもしかしたら、チャンスかもしれへん。
「レイナ！久しぶり！」
俺は笑顔で、この女にそう言った。
このとき俺は、自分のことで頭がいっぱいで
Aの気持ちなんて、考えられへんかった。
俺やって、モテるんやで。
Aに見せつけるように、この女と親しげに喋ってやった。
「レイナ、なんかキレイになってへん？
去年の夏より、可愛くなってるわ！」
・・・心にもないことだった。
だいたい、去年の夏のことなんてほとんど覚えてへん。
Aと出会ってからが、俺の全てやねん。
「いやー、見違えたわ！
俺、惜しいことしたんやな〜」
この女に、告白されたことがあるんやで。
Aにそのことをアピールするためだけに、俺はそう言った。
・・・少しは、Aも不安に思ってくれたやろか。
ふとAの顔を見ると、俺は、動けなくなった。
・・・Aは目に涙をためて、俺を見ていた。
「Aっ・・・・ちゃうねん！
あっちで話そ・・・」
A『聞きたくない！！』
Aの目から、大粒の涙が溢れ落ちた。
「待って、A！誤解やねん！！」
A『来ないで！！』
そう言うと、Aは走り去ってしまった。
・・・俺は、バカだ。
追いかけることもできず、その場で立ち尽くしていた。
レイナ『永瀬くん・・・？』
「・・・悪いけど、もう俺に話しかけんといて。」
俺は、最低や。
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°…*のんちゃ*…°(プロフ) - れいちぇるさん» いえ、! 大丈夫ですよw しょうれんも大好きなのでこのまま引き続き読ましてもらいます!頑張ってください!! (2015年11月1日 21時) (
レス) id: daa820125d (このIDを非表示/違反報告)
れいちぇる(プロフ) - °…*のんちゃ*…°さん» ありがとうございます！キスマイのファンの方にまで読んでもらえるなんて、とても嬉しいです。キスマイメンバーは登場しないかもしれませんが、これからも読んでいただきたいです♪更新頑張りますね。 (2015年11月1日 21時) (レス) id: d71631f036 (このIDを非表示/違反報告)
°…*のんちゃ*…°(プロフ) - れいちぇるさん» ｷﾞｬｰ 作者様こんな私なんかに返信を… ありがとうございます!!! 私はキスマイファンなんですが、jr.も好きです!←お前のことなんて誰も聞いてねーよ みたいなw すいません。 私なんかでよければずっとコメし続けますよ(笑) (2015年11月1日 17時) (レス) id: daa820125d (このIDを非表示/違反報告)
れいちぇる(プロフ) - のんちゃさん、コメントありがとうございます！楽しんでいただけると、やる気が出ます！はい、私はれんしょうファンです♪これからもよろしくお願いします！ (2015年11月1日 17時) (レス) id: d71631f036 (このIDを非表示/違反報告)
°…*のんちゃ*…°(プロフ) - わぁーお! あっふざけました、すいません。(笑) この小説ダイスキデス。更新楽しみにしています! 頑張ってください。 ちなみに作者様は、しょうれんファンですか? (2015年11月1日 12時) (レス) id: daa820125d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいちぇる | 作成日時：2015年10月31日 15時
