27 Ren side ページ27
土曜日は、カフェのバイト。
もちろんAと、シフトを合わせてある。
朝、Aのマンションまで迎えに行った。
A『廉・・・おはよう。
お店まですぐだし、迎えに来てくれなくても大丈夫なのに。』
「何言うてんねん。
俺がAのそばにおらんと、他の男が寄ってくるかもしれへんやろ。」
Aには、自分が可愛いという自覚が足りてへん。
2人で手をつないで、カフェまで歩いた。
・・・ほんまは、紫耀に見せつけてやりたいねん。
Aと紫耀の部屋はほんまに近くて、大学も一緒で、、、
・・・不安やねん。
紫耀のことは、尊敬してるけど・・・Aの彼氏は俺や。
Aだけは、絶対に譲れへん。
カフェに着いて、2人で開店準備をする。
まだ、店長もおらん。
・・・俺、この時間が一番好きやねん。
ここでは、Aのほうが年上なんて関係ない。
俺のほうが、カフェでは先輩や。
A『廉、もう野菜の仕込み、始めてもいい？』
「ええけど、まだ切るのは早いで。」
A『そしたら、ココア切れちゃいそうなんだけど、発注してもいい？』
「ええで。この紙に書いて、ここに電話すんねん。」
・・・Aが、俺を頼ってくれる。
Aに必要とされてる感じがして、嬉しいねん。
開店して、2時間。
Aが大学生風の男に呼び止められて、テーブルで何か話していた。
・・・ここからだと、何を話してるのかまったく聞こえない。
けど、俺はカウンターを離れられへん。
・・・なにを楽しそうに喋ってんねん。
しばらくすると、Aはカウンターに戻ってきた。
「なぁ。なに喋ってんねん。今の誰や。」
A『大学のクラスメイトの、高田くんだよ。
紫耀も同じクラスなの。』
・・・俺の知らないAを、知ってる男。。
「なぁ、今昼時やで？こっちは忙しいねん！
やのに、そんなにあの男と喋りたかった？」
A『あの男、なんて言わないで。
私の友達だし、ここではお客様だよ？』
・・・なんで、あの男を庇ってんねん。
2人でいられて嬉しいのは、俺だけなん？
・・・そんなん俺、バカみたいやん。
「もうええわ。来週から、シフト別々にしよ。」
勢いで、言ってしまった。
A『・・・わかった。』
まだ、仲直りしたばかりなのに。。
・・・俺はこの時のケンカを、ずっと後悔することになる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 567人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
°…*のんちゃ*…°(プロフ) - れいちぇるさん» いえ、! 大丈夫ですよw しょうれんも大好きなのでこのまま引き続き読ましてもらいます!頑張ってください!! (2015年11月1日 21時) (
レス) id: daa820125d (このIDを非表示/違反報告)
れいちぇる(プロフ) - °…*のんちゃ*…°さん» ありがとうございます！キスマイのファンの方にまで読んでもらえるなんて、とても嬉しいです。キスマイメンバーは登場しないかもしれませんが、これからも読んでいただきたいです♪更新頑張りますね。 (2015年11月1日 21時) (レス) id: d71631f036 (このIDを非表示/違反報告)
°…*のんちゃ*…°(プロフ) - れいちぇるさん» ｷﾞｬｰ 作者様こんな私なんかに返信を… ありがとうございます!!! 私はキスマイファンなんですが、jr.も好きです!←お前のことなんて誰も聞いてねーよ みたいなw すいません。 私なんかでよければずっとコメし続けますよ(笑) (2015年11月1日 17時) (レス) id: daa820125d (このIDを非表示/違反報告)
れいちぇる(プロフ) - のんちゃさん、コメントありがとうございます！楽しんでいただけると、やる気が出ます！はい、私はれんしょうファンです♪これからもよろしくお願いします！ (2015年11月1日 17時) (レス) id: d71631f036 (このIDを非表示/違反報告)
°…*のんちゃ*…°(プロフ) - わぁーお! あっふざけました、すいません。(笑) この小説ダイスキデス。更新楽しみにしています! 頑張ってください。 ちなみに作者様は、しょうれんファンですか? (2015年11月1日 12時) (レス) id: daa820125d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れいちぇる | 作成日時：2015年10月31日 15時
