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岸side
保育園に着くと、教室のドアのところで佐藤先生が立って子どもたちを出迎えていた。
颯「せんせい！」
先生「あっ、颯くんおはよう！」
颯「おはよう！」
岸「おはようございます！」
先生「おはようございます。あれ？今日は百花ちゃんは？」
岸「百花は今日はちょっと休みます」
先生「休み？どこか体調悪いんですか？」
岸「いや、体調は悪くないんですけど、『保育園行きたくない』って駄々こねてまして。まぁ、今日は保育園に行く気分じゃないのかもしれません」
先生「そうですか。まぁ、そういうときもありますよね」
岸「はい。明日は行かせますので、明日からまたよろしくお願いします」
先生「はい、分かりました。じゃあ颯くん、いこっか」
颯「うん！」
岸「じゃあな、颯。また迎えに来るから。保育園楽しんでおいで」
颯「うん！」
颯に手を振り、教室をあとにした。
·
·
翌日は絶対に行かせなきゃって思ったんだけど、翌日も行きたくないとぐざって休み、その次の日もまたぐざって休み、気づいたら5日経過してた。
岸「百花、何で保育園行きたくないの？」
「そうだよ。何か理由があるならママたちに教えて？」
こんなに休んで、俺らも心配しないわけがなく、Aと二人で百花に聞く。
百花「·····」
５日間、ずっと結花たちと一緒にいたからか、結花たちにべったりで、今も結花に抱っこされてる。
岸「百花、ずっと保育園休んでるわけにはいかないんだよ？何か理由があるならしょうがないけど、ただのわがままで保育園行きたくないっていうのはダメ。わかるだろ？」
「何で保育園行きたくないの？」
百花「ｸﾞｽｯ···ふたりでいっぱいきかないで···」
責められてるって思ったのか、また泣き出しちゃった百花。
岸「ごめんごめん、責めてるわけじゃないよ？心配してるだけ。何か行きたくない理由があるなら教えてほしい」
百花「ｸﾞｽｯ···やだ···」
「理由は話したくないってこと？」
百花「ｸﾞｽｯ···うん···」
「そっか。ごめんね、いっぱい聞いちゃって。おいで」
結花「ママのとこ行こっか」
結花は、Aに百花を渡した。
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このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年4月2日 4時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 言うことを聞いてくれたけど、何だかんだ寂しくて電話してきてくれた百花ちゃんのことが嬉しくて、百花ちゃんが大好きなクマのぬいぐるみの1番高いやつを思わず買ってしまう優太パパが見てみたいです。長くてすいません! (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - もう１回パパの声が聞きたいとわがままを言い出す百花ちゃん。もう１回だけと電話させてあげるママパパだけど今度は中々、電話を切ってくれず困っちゃうママパパ。良い子に出来たらと、お土産作戦で気を逸らすと、それまでワガママだった百花ちゃんがおとなしくなり (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - リクお願いします!優太パパがライブツアーで地方に泊まったりと家族と離れる日もあり、パパなしで夜を迎える百花ちゃん。寂しさのあまりパパと電話したいと言い出しライブが終わってしばらくしてから電話することに。電話が終わってからも、すぐ寂しくなっちゃって (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！双子の誕生日、何日かまでは決めてないけど、4月設定にしました！みんなに愛されて、双子ちゃんも幸せですよね！ (2022年4月1日 22時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年3月23日 16時
