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岸side
「あっ、見えた。じゃあやるね？」
岸「えっ、早くない？何かもっと廉のときみたいに探さないの？」
「パパの血管見やすいからすぐ見つけたの笑 左にやるね？」
岸「あっ、おう」
ヤバい、腕を縛られて、もっと緊張してきた。
でも、緊張は見せずに、クールに。
「ふふっ、パパ、手震えてるけど大丈夫？笑」
だけど緊張が体に出ちゃったみたいだ。
岸「えっ、いや、別に震えてねぇよ？気のせいじゃない？」
クールにするって決めたから、クールに交わす。
「ふふっ、じゃあやるね？」
岸「あっ、ちょっと待って」
「え？笑」
岸「あっ、やっぱ何でもない。ほら、していいよ？」
「どっちなの笑 じゃあそろそろやるね？」
岸「おう···」
Aが注射器を持ち始めた。
ヤバい、そろそろだ。
俺は見たくなくて、思わず俯く。
腕に、針が入れられた感覚がした。
あ〜、早く終わってくれ。
岸「っ···」
「よし、オッケー。お疲れ様、パパ」
終わったみたい。
岸「あっ、もう終わった？あっという間だったな。痛くなかったわ」
痛くなかったは本当だけど、時間は長く感じた。
岸「こんなん楽勝だわ」
「ふふっ、緊張してたくせによく言うよ笑」
岸「えっ、バレてたの？」
「何年一緒にいると思ってるの？笑 バレバレだよ笑」
Aにはバレてたようだ。
「でもよく頑張ったね、パパ」
笑顔で言ってくれ、頑張ってよかったと感じた。
岸「ありがとな、A」
Aが採血担当でほんとに良かった。
·
·
その日の夜。
あの後、仕事があって夕飯の時間の頃に家に帰った。
岸「ただいまー」
「ハハハッ！」
玄関のドアを開けると、何かリビングから賑やかな笑い声が聞こえてきた。
何だろうと思いながら、リビングに入る。
岸「ただいまー。何かすごい賑やかな笑い声聞こえてたけど」
「あっ、おかえり！採血お疲れ様！」
岸「あっ、おう」
夢花「ハハハッ！もうおもしろ過ぎ！」
結花「ヤバい、笑いすぎて涙出てくる！笑」
何か、結花と夢花がソファに笑い転げてるけど。
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このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年4月2日 4時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 言うことを聞いてくれたけど、何だかんだ寂しくて電話してきてくれた百花ちゃんのことが嬉しくて、百花ちゃんが大好きなクマのぬいぐるみの1番高いやつを思わず買ってしまう優太パパが見てみたいです。長くてすいません! (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - もう１回パパの声が聞きたいとわがままを言い出す百花ちゃん。もう１回だけと電話させてあげるママパパだけど今度は中々、電話を切ってくれず困っちゃうママパパ。良い子に出来たらと、お土産作戦で気を逸らすと、それまでワガママだった百花ちゃんがおとなしくなり (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - リクお願いします!優太パパがライブツアーで地方に泊まったりと家族と離れる日もあり、パパなしで夜を迎える百花ちゃん。寂しさのあまりパパと電話したいと言い出しライブが終わってしばらくしてから電話することに。電話が終わってからも、すぐ寂しくなっちゃって (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！双子の誕生日、何日かまでは決めてないけど、4月設定にしました！みんなに愛されて、双子ちゃんも幸せですよね！ (2022年4月1日 22時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年3月23日 16時
