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岸side
佐藤「そうだよ、百花ちゃん。百花ちゃんは必要な存在。百花ちゃんがいるから、みんな笑顔になれる。百花ちゃんはみんなのひまわりなんだよ」
百花「ひまわり···？」
佐藤「うん。だから、自分はいなくてもいいなんて思っちゃだめ。嘘でもそんなこと言っちゃだめ」
百花「···うん」
岸「百花。ほんとごめんな？もう寂しい思いさせないようにするから。だからもう家出とかするな。自分なんかいなくてもいいなんか言うな···」
みんなで百花を説得。
そして···
百花「ｸﾞｽｯ···パパ〜！」
岸「おぉ！」
百花は急に俺に抱きついてきた。
岸「···よしよし、もうたくさん泣け」
もう全部受け止めてやるから。
思う存分俺の腕の中で泣け。
·
·
そして、百花は落ち着いて、先生を入れた四人で帰り道を歩く。
岸「ほんと先生には迷惑かけてばっかですね、ほんとすいません」
先生「いえいえ。家出も、なんだか百花ちゃんらしいです笑」
岸「ほんと、うちの子たちは何かあるとすぐ家出するんすよ笑 お姉ちゃんたちも家出しがちで笑 もうほんと勘弁してほしいっていうか笑 まさか百花も家出するとは思わなかったから、それほど寂しかったんだなって反省です」
先生「平等に接するって難しいですよね。僕も自分のクラス、30人の子供を平等に接するのはやっぱ難しくて。だから百花ちゃんパパの気持ち、僕にもすごく分かります。もし、僕に何ができることがあったら、いつでも言ってください」
岸「ありがとうございます」
百花「パパ〜！」
岸「ん？」
百花「かたぐるまして！」
岸「えっ、肩車高くて怖いから苦手じゃなかったっけ？」
百花「むぅ···もういっかいいえでするよ？」
岸「···おい、その脅しはやめろよ」
洒落にならない脅しだな。
岸「しょうがないな〜。ほら、乗れ」
俺はしゃがんだ。
百花「やった！」
すると、俺の肩の上に百花が乗り、俺は立ち上がった。
百花「たっか〜い！」
岸「怖くない？」
百花「パパのかたぐるまはひくいからこわくない！」
岸「それ、俺がチビってことだよな？」
百花「うん！」
岸「うんじゃねぇよ！」
ったく、困った子だ。
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このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年4月2日 4時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 言うことを聞いてくれたけど、何だかんだ寂しくて電話してきてくれた百花ちゃんのことが嬉しくて、百花ちゃんが大好きなクマのぬいぐるみの1番高いやつを思わず買ってしまう優太パパが見てみたいです。長くてすいません! (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - もう１回パパの声が聞きたいとわがままを言い出す百花ちゃん。もう１回だけと電話させてあげるママパパだけど今度は中々、電話を切ってくれず困っちゃうママパパ。良い子に出来たらと、お土産作戦で気を逸らすと、それまでワガママだった百花ちゃんがおとなしくなり (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - リクお願いします!優太パパがライブツアーで地方に泊まったりと家族と離れる日もあり、パパなしで夜を迎える百花ちゃん。寂しさのあまりパパと電話したいと言い出しライブが終わってしばらくしてから電話することに。電話が終わってからも、すぐ寂しくなっちゃって (2022年4月1日 23時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！双子の誕生日、何日かまでは決めてないけど、4月設定にしました！みんなに愛されて、双子ちゃんも幸せですよね！ (2022年4月1日 22時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年3月23日 16時
