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佐藤先生side
佐藤「じゃあ何で怒ってるの？」
百花「だって、せんせいが···」
佐藤「ん？」
百花「ほかのおんなのことしゃべるから···」
佐藤「でも先生はみんなの先生だからさ。他の女の子とも喋るよ？」
百花「ちがうってば···」
佐藤「何が違うの？」
百花「ももかだけをみてほしいのに···」
佐藤「ヤキモチってこと？」
百花「やきもち···」
あっさり認めた百花ちゃん。
佐藤「そっか。でも、今も言ったけど先生はみんなの先生だから、百花ちゃんだけを相手するってことはできないの。もちろん百花ちゃんもちゃんと相手するよ？でも同じように他の子とも接さなきゃいけない。それは分かってくれる？」
百花「うん···」
佐藤「まぁ、でも悲しい思いはさせちゃったから、それはごめんね？」
頭を撫でながら褒めると、怒ってた顔は和らいでった。
佐藤「ほら、いちご狩りの続きしよう？ね？」
このいちご狩りは、時間制限がある。残り15分ってとこだろう。
佐藤「家族にもプレゼントするんでしょ？家族の分も選ぼう」
百花「うん！」
すっかりご機嫌になった百花ちゃん。
またいちごを採り始めた。
·
·
そしていちご狩りは終わり、帰りのバスの中。
みんな歩き回ってしかもお腹いっぱいで、ほとんどの子が寝てる。
それは僕の隣に座ってる百花ちゃんも。
家族にプレゼントするいちごが乗ったパックを大事に膝の上に乗せ、コクッコクッと眠そうに首が動いてる。
絶対寝るもんかと睡魔に耐えてる百花ちゃん。
だけど耐えきれず···
佐藤「おっと、」
体は僕の方に傾き、僕の腕に頭をくっつけ、寝てしまった。
百花「すぅ···」
佐藤「ふふ笑」
一人だけを特別扱いなんてしてはいけない。
みんな平等に接しなきゃいけない。
それは重々に分かってる。
でも、実習時代、百花ちゃんと仲良くするのに苦労したからか、実際、自分の中で百花ちゃんは特別な子みたいな意識がある。
暑いなって思って脱いでた自分の上着を百花ちゃんの膝の上にかけた。
夢の中でもいちご狩りしてるのかな？
fin
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このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！とても楽しそうな休日でしたね！ (2022年3月23日 12時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました!海人パパの休日は息子くんと楽しそうでしたね!仲良しな感じが伝わってきました♪ (2022年3月23日 11時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 四葉ちゃんさん» こんばんは！リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年3月23日 2時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
四葉ちゃん(プロフ) - こんばんは!コメント失礼します!リクエストですが神宮寺くんの子供と�盒兇�んの子供が付き合っててパパ達がビックリして大騒ぎするお話しがみたいです！よろしくお願いします!! (2022年3月22日 22時) (レス) id: a432329397 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - おんぷ♬さん» リクエストもありがとうございます！書いてみますね！ (2022年3月22日 21時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年3月15日 19時
