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岸side
岸「あっ、年長さんの教室って···」
先生「この教室の隣の隣です」
岸「あざっす！マジすいません！」
先生「いえいえ」
苦笑いを浮かべる先生に頭を下げ、年長さんの教室に向かった。
教室のドアを開け、中を見渡すと、双子の姿を見つけた。
岸「あれ？あの人···」
教室の奥には、男性の姿があって、保育園の先生が着るエプロンを着ていた。
あの横顔···実習生の先生じゃね？
佐藤先生、だっけ？
何でいるんだ？
まさか、留年とか？で、また実習やり直し？
そう思ってると、その男性が俺の姿に気づき、俺のもとに。
佐藤先生「あっ、もしかして、双子ちゃんのパパですか？」
岸「はい、颯と百花の父ですけど、あの実習生の先生ですよね？」
佐藤先生「はい、あのときはありがとございました」
岸「あれ？実習終わったはずじゃ···」
佐藤先生「無事に大学を卒業し、免許も取得しまして、実は、この保育園の年長さんの担任の先生になりました」
岸「えっ、じゃあ颯と百花の担任に？」
佐藤先生「はい。一年間、よろしくお願いします」
岸「あっ、そうなんすね！こちらこそっす！二人のことよろしくお願いします！」
お互い頭を下げた。
そっか、担任の先生に。
こりゃあ、百花も大喜びじゃね？
そう思ってると、双子が走ってきた。
双子「パパ〜！！」
岸「おぉ〜、おかえり！」
百花「さとうせんせいね、ももかたちのせんせいになった！」
案の定、嬉しそうに俺に報告する百花。
岸「おう、聞いたよ。よかったな、百花」
百花「ずっといっしょだって！」
岸「そうだな、一年間ずっと一緒だ」
佐藤先生「実習最終日のとき、二人からプレゼントくれまして。実はあれ、ずっと家に飾ってるんです」
岸「えっ、金メダルと似顔絵を？」
佐藤先生「はい。あれ、僕の宝物なので。資格をとるための勉強で心が挫けそうになったとき、いつも二人がくれたプレゼントを見て勇気をもらってたんです。僕の夢を応援してくれてる人もいる。だから頑張らないとって」
岸「そうなんすね」
佐藤先生「だから、僕が保育士になれたのは、二人のおかげでもあります」
岸「いやいや、そんな」
佐藤先生「いいお子さんですね、二人とも」
岸「ありがとうございます」
嬉しいよ、そんな言葉。
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このみ(プロフ) - まるさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年2月24日 12時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - リクお願いします！紫耀くんパパでお家に遊びに来たメンバー。娘の茉弥ちゃんはママは言えるけどパパは言えず。メンバーも茉弥ちゃんにメロメロで一緒に過ごしてると紫耀くんじゃないメンバーにパパ！と言い始め面白がる中、紫耀くんは焦ってしまうお話を読みたいです！ (2022年2月24日 7時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！紫耀くんもメンバーも優しくて素敵ですよね！信頼関係がちゃんとできてる証拠ですね！ (2022年2月24日 4時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 読みました！ママにちゃんと寄り添ってあげれる紫耀くんパパも素敵だし、メンバー内で協力してくれるところ愛を感じました。メンバーの仕事を引き受けれるのも仕事を任せれるのもお互い信頼関係ができあがってるからですね♪ (2022年2月24日 0時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！メンバーの愛はすごいですよね！リクエストもありがとうございます！書いてみますね！ (2022年2月23日 21時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年2月11日 18時
