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実習生side
最初は長いと思った一ヶ月間の実習。
だけど今は、あっという間に感じた一ヶ月間だった。
今日が実習最終日。
一緒にたくさん遊んだこのクラスの子どもたちともお別れなんだ。
担任「みんなも知ってる通り、今日で佐藤先生とはお別れになります。じゃあ佐藤先生、挨拶をお願いします」
帰りの会のとき、最後の挨拶をすることに。
みんなの前に立ち、僕は寂しさをこらえながら口を開く。
実習生「今日まで、ありがとうございました。みんなとたくさん遊んだり、たくさんお喋りしたりできて、とても楽しかったです。たくさん遊んでくれてありがとう。みんなと過ごせて幸せでした。これからも楽しく、保育園生活を過ごしてください」
最後にまた『ありがとうございました』と頭を下げた。
その後子どもたちも、一斉にありがとうございましたと言ってくれ、涙が溢れそうだった。
実習生「あと、みんなに一人一人お手紙を書きました。それを渡したいので、名前を呼ばれたら前に出てきてくれるかな？」
俺は手に持ってた紙袋に手を入れ、子どもたち20人、一人一人に宛てた手紙を一人一人に渡した。
実習生「颯くん」
颯くんが僕の前に出てきた。
実習生「はい、どうぞ。これ、ありがとね。嬉しかったよ」
朝、僕にくれた颯くん手作りの金メダル。
首にずっとかけてたそれを颯くんに見せた。
颯「ぼくもありがとう！」
実習生「ふふっ。これからも頑張ってね」
颯「うん！」
颯くんは席に戻り、また俺は紙袋に手を入れ、取り出した手紙の封筒に書かれた名前を呼ぶ。
実習生「百花ちゃん」
百花ちゃんは立ち上がり、僕の前に来た。
実習生「最初はあまり喋れなかったけど、百花ちゃんと楽しく話せるようになって嬉しかったよ。ありがとう」
目線を合わせて、そう感謝を言うと、百花ちゃんはニコッと笑って僕に抱きついてきた。
実習生「百花ちゃん、ありがとね」
僕は百花ちゃんの背中をトントンした。
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このみ(プロフ) - まるさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年2月24日 12時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - リクお願いします！紫耀くんパパでお家に遊びに来たメンバー。娘の茉弥ちゃんはママは言えるけどパパは言えず。メンバーも茉弥ちゃんにメロメロで一緒に過ごしてると紫耀くんじゃないメンバーにパパ！と言い始め面白がる中、紫耀くんは焦ってしまうお話を読みたいです！ (2022年2月24日 7時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！紫耀くんもメンバーも優しくて素敵ですよね！信頼関係がちゃんとできてる証拠ですね！ (2022年2月24日 4時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 読みました！ママにちゃんと寄り添ってあげれる紫耀くんパパも素敵だし、メンバー内で協力してくれるところ愛を感じました。メンバーの仕事を引き受けれるのも仕事を任せれるのもお互い信頼関係ができあがってるからですね♪ (2022年2月24日 0時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！メンバーの愛はすごいですよね！リクエストもありがとうございます！書いてみますね！ (2022年2月23日 21時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年2月11日 18時
