2 ページ34
玄樹side
しばらくして、ひまりが出てきた。
俺たちの存在に気づいた途端、走ってこっちに向かってきた。
ひまり「ママ〜！パパ〜！」
玄樹「お疲れ様、ひまり。どうだった？」
ひまり「きんちょうしたけどたのしかった！」
玄樹「そっか。台詞もちゃんと言えてたね。上手かったよ、ひまり」
ひまり「ほんと？」
玄樹「うん」
「よく頑張ったね、ひまり」
ひまり「へへっ、やった！」
褒められて、嬉しそうに喜んでるひまり。
俺らも成長を感じた。
·
·
数日後。
遅くなったけど、今日は『ひまり、劇お疲れ様会』を開催する。
メンバーも呼んで、みんなでお祝い。
岸くんとこは、2歳になった陸くんも連れてきた。
紫耀「ねぇ、ひまりちゃん。劇でやったの、少し見せてよ」
ひまり「いいよ〜！『うんとこしょっ、どっこいしょっ！』ってやるの！」
紫耀「おぉ〜、すごい！」
ひまり「まだまだかぶはぬけません！」
海人「懐かしい〜、そのセリフ！俺も小学生の頃習ってたな〜」
廉「俺も習ったわ〜。何か色んな動物出てくるんだっけ？」
神「そうそう。犬とか出てきたよね」
ひまり「えほんあるよ！」
岸「絵本あるの？見せて見せて！」
ひまり「まってて！」
岸「おう！」
ひまりは自分の部屋に行き、しばらくして一冊の絵本を抱えて戻ってきた。
ひまり「これ！」
岸「これか〜！表紙めっちゃ懐かしい！」
ひまり「うんとこしょっ！どっこいしょ！ってやるの！」
玄樹「ひまり、そのセリフ好きだね〜笑」
おおきなかぶをやることが決まった時くらいからずっと言ってるの笑
ひまり「それでもかぶはぬけません！」
玄樹「ふふっ、もう分かったよ笑」
この先もしばらくはこのセリフを聞くことになりそうだ笑
fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
このみ(プロフ) - まるさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年2月24日 12時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - リクお願いします！紫耀くんパパでお家に遊びに来たメンバー。娘の茉弥ちゃんはママは言えるけどパパは言えず。メンバーも茉弥ちゃんにメロメロで一緒に過ごしてると紫耀くんじゃないメンバーにパパ！と言い始め面白がる中、紫耀くんは焦ってしまうお話を読みたいです！ (2022年2月24日 7時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！紫耀くんもメンバーも優しくて素敵ですよね！信頼関係がちゃんとできてる証拠ですね！ (2022年2月24日 4時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 読みました！ママにちゃんと寄り添ってあげれる紫耀くんパパも素敵だし、メンバー内で協力してくれるところ愛を感じました。メンバーの仕事を引き受けれるのも仕事を任せれるのもお互い信頼関係ができあがってるからですね♪ (2022年2月24日 0時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！メンバーの愛はすごいですよね！リクエストもありがとうございます！書いてみますね！ (2022年2月23日 21時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：このみ | 作成日時：2022年2月11日 18時
