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岸side
楽屋のドアを開けると、二人は一斉にこっちを見て、颯は焦ったように立ち上がり、椅子に座った。
岸「あれ？何してたの？」
ちょっと仕掛けてみることに。
颯「ううん、なんもしてない！」
百花「ねぇねぇ、パパ！わんちゃんがね、しゃべっ··颯『あ〜！ダメだよ、ももかちゃん！』
颯が慌てて遮った。
岸「なになに、どうした？犬がなに？」
颯「なんもない！」
岸「いや、だって、百花、何か言おうとしてなかった？」
颯「ううん！ほんとになんもない！」
岸「そう？ならいいけど。じゃあパパ、また撮影とかに戻っちゃうけど、大人しくしてるんだぞ？」
颯「いってらっしゃい！」
俺はまた楽屋を出た。
またさっきの部屋に戻った瞬間、俺は耐えてた笑いが溢れた。
岸「もう、百花、バラしそうになってたわ笑」
ス「危なかったですね笑 隠し事とかはやっぱ苦手な子ですか？」
岸「普段から苦手な子っすね。ママに内緒で百花におもちゃ買って、『ママに言っちゃだめだよ』って言っても、最初は分かったって言うんすけど、すぐママに言いますからね笑『パパにおもちゃ買ってもらった！』って笑 だからいつも俺、怒られるんすよ、妻に笑」
ス「おもちゃ買い過ぎって？笑」
岸「はい笑」
俺はまた椅子に座り、イヤホンをしてモニターを見る。
颯『もうももかちゃん！』
百花『へへっ、ごめ〜ん！』
犬『内緒だって言ったのに』
百花『でもさいごまではいってないよ？』
颯『ぼくがとちゅうでとめたからでしょ？』
百花『だってないしょってむずかしいもん』
颯『いったらコロちゃん、いぬかいにもどっちゃうんだよ？いいの？』
百花『それはいやだ』
颯『じゃあがんばってないしょにしよう？』
百花『うん』
ス「双子なのに性格も全く違いますね」
岸「そうっすね。俺はどっちの性格も好きですね。颯の約束はちゃんと守るとこも好きだし、百花の隠し事はできないとこも好きだし、二人ともいい性格なんで」
ス「でもそろそろネタばらししたほうがいいかもしれませんね」
岸「そうっすね」
二人のそれぞれの優しさが分かったから、ネタバラシの時間だ。
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このみ(プロフ) - まるさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年2月24日 12時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - リクお願いします！紫耀くんパパでお家に遊びに来たメンバー。娘の茉弥ちゃんはママは言えるけどパパは言えず。メンバーも茉弥ちゃんにメロメロで一緒に過ごしてると紫耀くんじゃないメンバーにパパ！と言い始め面白がる中、紫耀くんは焦ってしまうお話を読みたいです！ (2022年2月24日 7時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！紫耀くんもメンバーも優しくて素敵ですよね！信頼関係がちゃんとできてる証拠ですね！ (2022年2月24日 4時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 読みました！ママにちゃんと寄り添ってあげれる紫耀くんパパも素敵だし、メンバー内で協力してくれるところ愛を感じました。メンバーの仕事を引き受けれるのも仕事を任せれるのもお互い信頼関係ができあがってるからですね♪ (2022年2月24日 0時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！メンバーの愛はすごいですよね！リクエストもありがとうございます！書いてみますね！ (2022年2月23日 21時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年2月11日 18時
