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廉side
廉「頑張ろうや。早く熱下げたいやろ？」
葵「にがいもん···」
廉「たしかにそうやけど、薬飲まんとずっと熱下がらんよ？ええの？」
葵「やだ···」
廉「じゃあ頑張って飲もう？な？」
葵「うん···」
廉「じゃあお口開けて」
お口を開けた葵の口の中に粉薬を入れ、コップを渡した。
葵は苦そうに顔を歪めながらお水を飲んだ。
廉「おぉ〜、よう頑張った」
葵「にがかった···」
廉「やな笑 でも夜もあるからな」
葵「えぇ〜···」
廉「ふふっ笑 とりあえず今はゆっくり休みな？」
葵「うん···」
葵はベッドに横になった。
葵「いま、たいいくのじかんかな···」
葵は天井を見つめながら言った。
廉「ん？今、４時間目か」
時計を見ると、１１時５０分。
時間的にも4時間目の授業だ。
廉「今、体育は何やっとるの？」
葵「ドッジボール。あおい、つよいんだよ。さいごまでいきのこったことあるの」
廉「すごいやん。知っとる？パパな、子供の頃、習い事でドッジボールやったことあるんやで？」
葵「そうなの？」
廉「おん。やから、葵がドッジボール強いのは俺のおかげでもあるな」
葵「じゃあこんど、パパとたいけつしたい」
廉「二人で？おぉ〜、ええやん。じゃあママに審判してもらって、二人で対決しよう」
葵「うん」
そんな話をしてると、次第に眠くなったのか瞼が落ち始めてる葵。
廉「寝てもええよ。ゆっくり寝な？」
葵の頭を撫でると、安心したのか、葵は瞼を閉じて完全に寝た。
一時的な熱だったらすぐ下がると思う。
薬も飲んだしな。
廉「あっ、冷えピタ···」
保健室にいるときからずっと貼ってる冷えピタの存在に気づいた。
剥がすと、もうカピカピになってた。
たしか、家に冷えピタが数枚あったはず。
リビングに行って探すと、冷えピタがギリギリ3枚あった。
部屋に戻って新しい冷えピタをおでこに貼った。
そしてその後はAにも連絡をして、あとは元気になるまで看病。
葵、早く元気になって、ドッジボールしような。
fin
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このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！岸くんパパこそ嫉妬してましたね！笑 結花ちゃん、最高に面白いですよね！笑 ゆうくん、何でもできそうですよね！スポーツも得意そうです！ (2022年2月2日 0時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！心音ちゃん先頭にママを助けて、みんな優しいですよね！ゆうくんの嫉妬、何だか可愛いですよね！笑 頭ポンポンはキュンときますよね！相変わらずの掛け合いでしたね！ (2022年2月2日 0時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 読みました！相変わらず岸くんパパ嫉妬心まるわかりでしたね笑 それに気づいて冷静につっこむ結花ちゃんとのやり取りが最高に面白いです笑 ゆうくんは優しいし勉強できてできないことなさそうですね！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: 40bf441d3d (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました!高橋家はママを助けるため家事分担で優しさ溢れてました！ゆうくん頭良くて余裕ある感じなのに家庭教師に嫉妬してムキになっちゃうとこが可愛かったです笑!頭ポンポンいいですね♪優太パパの態度が変わっちゃうとことか結花ちゃんとの掛け合いも最高でした♪ (2022年2月1日 22時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - かいちん♪さん» 読んでくれてありがとうございます！心音ちゃんの優しさには感動しますよね！嬉しくなりますね！ (2022年1月31日 21時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年1月27日 18時
