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Aside
岸「うめぇ〜。仕事がんばってよかった〜」
「ふふっ笑」
ふと廊下を見ると、結花と夢花が閉まってるドアの奥から隠れて見てる。
2人と目が合い、2人が私にグーサインを出してきた。
私は小さく頷いた。
岸「ん？どうした？」
私の不自然な行動に気づいたのか、後ろを振り返りながらそう尋ねる優太。
「え？いや、何でもない！」
岸「ふぅ〜ん、そっか」
再び食べ始める優太。
···よし、言おう。
「···あのさ、優太」
岸「ん？」
「···元カレと会おうと思うんだけど、いい？」
岸「ゴホッ！ゴホッ！」
ちょうど味噌汁を飲んでた優太はむせた。
岸「ゴホゴホッ！···はっ、元カレ？」
「うん。元カレ」
岸「···えっ、元カレいたっけ？男と付き合うのって、俺が初めてじゃなかったっけ？」
「本当はいたの。高校のときに」
岸「·····」
さっきまで明るかった優太のテンションが一気に下がり、優太は箸を置いて俯く。
「···今日、元カレから久しぶりに連絡来たの。で、会わないかって言われて」
岸「え、元カレと連絡取ってるの？」
「連絡先知ってるだけで、連絡は取ってないよ。今日、急にメールきたの」
岸「···で、会うの？」
「まぁ、久しぶりだし、会おうかなって」
岸「会ってどうすんの？何にも話すことなくない？」
「いや、思い出話とかさ、近況報告とか」
岸「そんなんする必要ないっしょ。無駄じゃない？そんな時間」
「まぁ···」
こんなに強い口調で言う優太は初めてだから、本気で嫌なんだってことが伝わってくる。
岸「断ってよ。もう旦那がいるので会えません、連絡も取れませんって」
「でも···」
岸「絶対断って。俺が嫌なんだよ。Aが他の男と一緒にいるなんてさ···」
「···うん、分かった」
ここで話は終わり、2人の間に気まずい空気が流れた。
優太はそれ以降何も発さず、黙々とご飯を食べ進める。
それも、さっきまでの勢いはなく、ちまちま。
岸「···ごちそうさま」
手を合わせて挨拶をした優太は、自分で食器をキッチンに持っていき、寝室に行って、しばらくして衣類を持って出てきた。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月19日 14時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！絶対心のなかでは嬉しかったと思います！たしかに、こんなパパなら受験勉強も頑張れそうですね！ (2021年11月29日 5時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！さすがですよね！ほんとに優しいです！勇介くんも、優しいですよね！絶対、パパ譲りだと思います！新しいリクエストもありがとうございます！書いてみますね！ (2021年11月29日 5時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました!反抗期で口数は少なくても、勇介くんにとって勇太パパとの息抜きの時間は、とても嬉しかったんじゃないかなって思いました!こんなパパなら勉強勉強ってならず、受験でイライラしても、楽しみを作ってくれるから頑張れますよね! (2021年11月29日 4時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
まる - リクお願いします！紫耀くんパパで初めての出産を控えてるママの前駆陣痛の頻度が増えて心配性になるお話を読みたいです。痛がるママを支えながらも赤ちゃんを心待ちにしてるお話を見てみたいです！ (2021年11月28日 21時) (レス) id: d52ba6ad01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2021年11月15日 20時
