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結花side
しばらく歩き、着いたのは誰もいない理科室。
女子「入って」
言われるがまま入ると、あとから女子が入ってきて、ドアを閉めた。
女子「あんたさ、ゆうくんと付き合ってるんでしょ？」
私の目の前で腕を組みながら言う女子。
結花「まぁ．．．」
女子「私さ、ゆうくんのこと好きなんだよね。連絡先聞きたいんだけど、タイミングもないし。だから教えてくれない？」
結花「それはちょっと．．．」
いくらクラスメイトでも、人の連絡先を勝手に教えるのはだめだと思い、断った。
女子「は？あんたに拒否権なんてないんだけど」
結花「でも、勝手に教えるのはだめだと思う．．．」
女子「なにいいこちゃんぶってるの？あんたってそういうとこあるよね。ゆうくんも、なんであんたと付き合ってるんだろう？釣り合わないのに。たしかあんたの父親って、芸能人なんだよね？いつかパパにも捨てられるんじゃない？」
笑いながら言う女子。
女子「あんたは望まれて生まれてきた子じゃないんだよ。パパも内心思ってるんじゃない？邪魔な存在だって」
人を傷つけるような言葉を平気で言う女子。
こんな事言われたら、我慢もできない。
私はつい、女子の頬を叩いた。
女子「ったっ．．．何してんの」
女子は私を強く睨み、今度は女子が私の頬を叩いてきた。
そして掴み合いの喧嘩になり、お互い叩き合ったりしてた。
その時、理科室のドアが開いた。
先生「ちょっとやめなさい！」
入ってきたのは理科の先生で、私達の間に入り、引き剥がそうとした。
私は諦め、手を離した。
先生「こっちに来なさい」
先生は理科室から出ようとしてて、私達も後を追った。
理科室の外には、騒ぎを聞きつけた生徒が数人集まってた。
頬がジリジリ痛み、赤くなってるだろうなって思った。
着いたのは生徒指導室。
席に座り、目の前に理科の先生が座った。
先生「何があった？」
女子「そっちに聞いて。先に殴ってきたの、そっちだから」
反省の素振りもない女子は、私を見ずに言った。
先生「なんで殴った？」
先生は私に聞いた。
でも答えれなかった。
先生「とりあえず、親御さんに連絡して来てもらうよ。ただの口喧嘩ならともかく、掴み合いの喧嘩となると話は違うから」
先生は教室を出た。
しばらくして戻ってきた先生は、私の父が来ると私達に説明した。
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美紀(プロフ) - キンプリ大好きです最高です岩橋君寄りのオール担当ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月19日 14時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» ブログの話も読んでくれてありがとうございます！怒ったあとで、怒ってごめんねって謝ってそうですよね！甘やかさずにダメなことはダメって教えて、いいパパです！ (2021年10月24日 20時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - はるかさん» 読んでくれてありがとうございます！大事だってことをちゃんと言葉にして伝えてくれて、結花ちゃんもきっと嬉しかったと思います！ゆうくんも、もっと逞しい彼氏になりそうですね！ (2021年10月24日 20時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - ブログの話の、紫耀パパが危ないから怒っちゃうのを想像しながら、きっと後でごめんね。って謝りつつも、危ないからダメって事をちゃんと教えてあげてそうで、そんな姿が目に浮かびました♪ (2021年10月24日 20時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 小説読みました！結花ちゃんを、岸くんは大事で愛してる事をきちんと言葉にして味方な事を伝えてあげる、優しくて素敵なパパで、ゆうくんも守りきれなかった悔しさをバネに、これからはずっと結花ちゃんを守ってあげる逞しい彼氏になる感じがしました！ (2021年10月24日 20時) (レス) id: 5a59404731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2021年9月26日 20時
