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結花side
紙を丸め、鞄に入れて靴を履き、大嫌いな学校を出た。
少し寄り道をしてからお家に帰った。
玄関を開けると、音に気づいたのかパパがキッチンから顔を覗かせた。
岸「おぉ〜！おかえり！お腹空いたろ？今日の晩御飯は、パパ特製ハンバーグだ！」
結花「．．．いい。今日は食べない」
ストレスを抱えてるせいか、食欲も湧かない。
岸「え、何で？ちょっとでいいから食べようよ。な？」
結花「いらないってば．．．」
靴を脱ぎ、パパの横をすり抜け自分の部屋に入ろうとすると、パパが私の腕を掴んだ。
岸「結花、何かあった？」
結花「何が．．．」
岸「なんか最近、元気ないじゃん。ご飯も食べないし、疲れてるような顔してるし、笑わないし。何かあったなら聞くよ？」
パパの心配そうな声、でもやさしそうな声に、ポロッと学校のことを言いそうになった。
でも、パパに迷惑は掛けたくない。
余計な迷惑はかけちゃ駄目だと思い、我慢した。
結花「．．．別になんでもない。もうほっといて．．．」
岸「結花．．．」
パパの手を振りほどき、部屋のドアを開けて強くドアを閉めた。
結花「ｸﾞｽｯ．．．」
何か、涙が溢れてきた。
目を拭い、ベッドに入って毛布を頭まで被って、静かに泣いた。
もう、限界なんだ．．．．
ほっといてなんて言ったけど、本当は違う。
助けてほしい。
もう、辛いよ．．．．
・
・
翌日。
昼休み。お弁当を食べて、次の授業の予習をしようと思い、教科書を開いてると、一人の女子が近づいてきた。
それは、私をいじめてるグループのリーダー格の人だった。
女子「ねぇ、ちょっと来て」
女子は強い口調で言い、教室を出ようとしてた。
私は慌てて彼女のあとを追った。
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美紀(プロフ) - キンプリ大好きです最高です岩橋君寄りのオール担当ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月19日 14時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» ブログの話も読んでくれてありがとうございます！怒ったあとで、怒ってごめんねって謝ってそうですよね！甘やかさずにダメなことはダメって教えて、いいパパです！ (2021年10月24日 20時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - はるかさん» 読んでくれてありがとうございます！大事だってことをちゃんと言葉にして伝えてくれて、結花ちゃんもきっと嬉しかったと思います！ゆうくんも、もっと逞しい彼氏になりそうですね！ (2021年10月24日 20時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - ブログの話の、紫耀パパが危ないから怒っちゃうのを想像しながら、きっと後でごめんね。って謝りつつも、危ないからダメって事をちゃんと教えてあげてそうで、そんな姿が目に浮かびました♪ (2021年10月24日 20時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 小説読みました！結花ちゃんを、岸くんは大事で愛してる事をきちんと言葉にして味方な事を伝えてあげる、優しくて素敵なパパで、ゆうくんも守りきれなかった悔しさをバネに、これからはずっと結花ちゃんを守ってあげる逞しい彼氏になる感じがしました！ (2021年10月24日 20時) (レス) id: 5a59404731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2021年9月26日 20時
