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「あ、ここじゃない？」
「車止めてくる」
「じゃ玄関で待ってるね」
イルジュンの家はすこし郊外の一軒家。
小さいけど庭まであって可愛い。
「いいなぁ」
結婚が羨ましいというより、一生を共にしようとお互いが思う人を見つけたことが。
この家が二人の幸せの形に見えて、キラキラしてるよう。
「ん？なにが？」
いつの間にか隣に来ていたユノが私を覗き込んだ。
「イルジュンが。幸せなんだろうなって」
「ん？Aは幸せじゃないの？ナムスと上手くいってるんだろ？」
「あー...別れた」
「何で！？」
目を丸くして言われても
「んー...」
ユノが好きって気付いたからなんて言えるはずない。
はっ。思い出した。
ボディタッチ！
「何で別れた！？」
肩まで掴んで尚も食いついてるユノの腕を...どうやってそっとタッチ＆胸！？
「まあいいじゃん。早く行こう」
今は諦めよう。
「おお。いらっしゃい」
私たちの声に気付いてイルジュンが顔を出した。
「お邪魔しまーす」
「お邪魔します」
私に納得できないような目を向けていたユノも笑顔になる。
イルジュンの開けたドアの向こうで佇んでいた奥さんにも挨拶を...
って！ええー！！
「久し振り」
奥さんはまさかのユノの元カノウンジュ。
「え、あ、お久しぶり...」
ドッキリ！？
じゃないよね！？
知ってたの？ユノ？イルジュン？ウンジュ？
三人の顔を順番に見る私に...
「びっくした？私もイルジュンとユノが友だちなんてはじめ知らなかったのよ」
ウンジュは可笑しそうに笑った。
「まあ、上がって？」
驚きすぎて動けない私を促すように、ユノが背中を押す。
「ユノ...知ってたの？」
小声で聞きながら見上げると
「うん」
苦笑い。
リビングに落ち着いて...
「おい、A。なんて顔してるんだ」
イルジュンが爆笑。
だって。
だってさ？
ウンジュとは仲良くしてたんだよ？
それが結構あっという間にユノと別れて、会えなくなって寂しかったんだから。
それがイルジュンの奥さんって、嬉しい反面複雑...
「お前、何でウンジュはユノを振って俺と結婚？とか失礼な事考えてるだろう？」
そんな事考えてないけど...
ん？え？
「ウンジュが振ったの？」
お茶とお菓子をテーブルに置いてウンジュが向かいに座った。
「そうよ。だってねぇ」
意味ありげな視線をユノに投げる。
「イルジュンと縁が深かったんだよ！」
慌てたような態度がよく分からないが、ユノの言った通りなんだろう。
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れさ(プロフ) - makimakiさん» そう言って貰えて本気で嬉しいです(>_<)チャミペンさんなんですね！私も最早誰ペンなのか分からないトンペンです; (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - 楽しかったぁ(≧∇≦)事件簿まで読破しました♪♪残すところあと少しって寂しいかも……最近ユノ作品にハマり気味です((^_^;)チャミペンですけどね。もちろんトンペンなので2人とも好きには変わりありませんけど...ｴﾍｯ (2018年3月27日 19時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - のりのりさん» ユノ編はユノがガンガン攻めるというより首筋にキス程度の攻めでと考えてます(//∇//)( 鼻血噴出より鼻血タラリくらい？(笑)) (2016年2月9日 23時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
のりのり(プロフ) - 首筋にキスとか…:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): 正気じゃいられませんわ （笑）鼻血ものです( ￣▽￣) ユノが悩んじゃう ユノ編 楽しみにしてます(≧ω≦) (2016年2月9日 19時) (レス) id: 21fe8feb28 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» そっちだよ！(笑)朝からでも全然平気だけどね？ (2016年2月6日 22時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年1月3日 18時
