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「おっ」
ジフンが腰を浮かせた事でユノが来たんだと分かった。
普通にしなきゃ普通に...
人が近付く気配。
それでも顔を上げられない。
ジフンが“おー、久しぶり”とユノに呼び掛ける声より、自分の心臓の音が大きく響く。
ガタッて目の前の椅子が音を立てて
「久しぶり...Aも」
いつもより固いユノの声が聞こえたところで、目一杯口角に力を入れて顔を上げた...ら
誰？
目に飛び込んで来たのはユノの隣に立つ知らない女性だった。
「あ、え？」
同じように戸惑ってるジフンと見合わせる。
“この人誰？”
“俺も知らない”
“ずっと会ってなかった同級生とか？”
“こんな綺麗な人いたか？”
“ちょっと！それ私たちに失礼！！”
口を尖らせてると...
「彼女、ヘジさん」
ユノが彼女の椅子を引きながら紹介しだした。
「こんばんは」
認めるのは癪だけどジフンの言うとおりこんな綺麗な人、同級生にいなかった。
「「...こんばんは」」
「彼女と今日ちょうど仕事が一緒になってさ。話してたらこういうの詳しいっていうから...連れてきた」
あ、やっぱり同級生じゃないんだ
でも連れてくるってことは...
ユノの説明を
「そうなんですね！はじめましてジフンです」
ジフンは素直に受け取った。
「突然お邪魔しちゃって大丈夫？」
「全然！むしろ助かります。なぁ」
「う、うん。はじめまして...Aです」
私は素直に受け取れなかった。
「そう？よかった」
「大丈夫って言ったでしょ？」
目の前からそんな小声のやりとりが聞こえてきて“もしかして”が確信に変わる。
ヘジさんは...ユノの彼女
もしくはそうなる感じの人。
ああ、そう
私が来ると分かっててヘジさんを連れてきたユノ。
胸の中にいっぱい石を詰められたみたいに苦しくなったけど...
「店はここ？」
「うん」
「じゃあまず...」
ペンと紙を出したヘジさん主導で進んでいく話をボーッと聞いてたら
そのポジション、本当なら私だったのに...
なんて泣きそうにはならず
ちゃんとフラれたって分かってんだから、彼女を連れてくるなんて。
こんな追い打ち掛けるような真似しなくてもよくない？！
腹が立ってきた。
「どっちがいいと思う？Aさん」
更に腹の立つことに、ヘジさんの選ぶものは完璧に私の好み。
「...こっち」
「でしょ？ほらユノこっちだって」
しかもヘジさん、すごくいい人そう...
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れさ(プロフ) - makimakiさん» そう言って貰えて本気で嬉しいです(>_<)チャミペンさんなんですね！私も最早誰ペンなのか分からないトンペンです; (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - 楽しかったぁ(≧∇≦)事件簿まで読破しました♪♪残すところあと少しって寂しいかも……最近ユノ作品にハマり気味です((^_^;)チャミペンですけどね。もちろんトンペンなので2人とも好きには変わりありませんけど...ｴﾍｯ (2018年3月27日 19時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - のりのりさん» ユノ編はユノがガンガン攻めるというより首筋にキス程度の攻めでと考えてます(//∇//)( 鼻血噴出より鼻血タラリくらい？(笑)) (2016年2月9日 23時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
のりのり(プロフ) - 首筋にキスとか…:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): 正気じゃいられませんわ （笑）鼻血ものです( ￣▽￣) ユノが悩んじゃう ユノ編 楽しみにしてます(≧ω≦) (2016年2月9日 19時) (レス) id: 21fe8feb28 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» そっちだよ！(笑)朝からでも全然平気だけどね？ (2016年2月6日 22時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年1月3日 18時
