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ユノは困惑して珍しく焦っているようだったけど、構わずもう一度見据えた。
ユノが悪い訳ないじゃない。
悪いのはずっと気付かなかった私。
でも責めるように言ったことには気付かず
「好き！」
口から出たのはそれだけだった。
「...ぇ？」
ユノは意味が分からないって風に目を瞬く。
冷静に考えればいきなり“好き”は意味が分からないのは当然。
でも...
私は言い切った感満載で
「...」
返事を待った。
ユノの表情が、驚きから陰っていき
「あー...」
溜め息のような声を漏らした。
...やっぱり...ね...
どんな言葉で...フラれる...？
もうユノを見てられなくて俯く。
「いつから？」
普通に聞くんだね？
「結構前」
「そうか」
「うん」
そこではぁぁって少し大きな溜め息とグラスを取る音が聞こえて、とうとうフラれるって身を固くしたら
「俺から言ってやろうか？」
「...え？」
よく分からない言葉が聞こえて思わず顔を上げた。
「照れくさくて言えないんだろ？」
いや、今言ったし
「でもこういうのは自分の口で言った方がいいよな」
はい？
ユノはぐいっとグラスを飲み干した。
「今から呼び戻すか？チャンミン」
「ええ！？何で！」
「何でって告白すればいいじゃん」
「誰に」
「誰ってチャンミンだろ」
！！
あまりの驚きで声が出ない。
待て待て待て。
「出るかな〜」なんて電話を掛けようとするユノを慌てて止めた。
確かに私がチャンミンを好きってユノ勘違いしてるな〜って思ったよ？
否定もしなかった。
それに酔ってるから色々すっ飛ばしてるし、私の言ってること訳分からなかったかもしれない。
だけど！
今の流れでチャンミンが好きっておかしくない？
あれ？でもユノが好きとも言ってない...？
「違う」
ユノはケータイをテーブルに置いて、またグラスに焼酎を注いでる。
「ん？」
「チャンミンは友だちとして好き」
「え？」
「今の好きは...違う...私...ユノが好きなの！」
ゴトッ
目を見開いたユノはグラスを落とした。
幸いテーブルの上に中身が少し溢れただけ、だけど...
そこまで驚く？
酔いがサーっと覚めるような、逆にグルグル回るような変な感覚。
言っちゃったよね？
あぁぁ。
後悔と
もう、言っちゃったもんはしょうがない。
開き直りでユノの言葉を待った。
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れさ(プロフ) - makimakiさん» そう言って貰えて本気で嬉しいです(>_<)チャミペンさんなんですね！私も最早誰ペンなのか分からないトンペンです; (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - 楽しかったぁ(≧∇≦)事件簿まで読破しました♪♪残すところあと少しって寂しいかも……最近ユノ作品にハマり気味です((^_^;)チャミペンですけどね。もちろんトンペンなので2人とも好きには変わりありませんけど...ｴﾍｯ (2018年3月27日 19時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - のりのりさん» ユノ編はユノがガンガン攻めるというより首筋にキス程度の攻めでと考えてます(//∇//)( 鼻血噴出より鼻血タラリくらい？(笑)) (2016年2月9日 23時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
のりのり(プロフ) - 首筋にキスとか…:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): 正気じゃいられませんわ （笑）鼻血ものです( ￣▽￣) ユノが悩んじゃう ユノ編 楽しみにしてます(≧ω≦) (2016年2月9日 19時) (レス) id: 21fe8feb28 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» そっちだよ！(笑)朝からでも全然平気だけどね？ (2016年2月6日 22時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年1月3日 18時
