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ムカつきが治まった途端に、ユノを意識する。
「チャンミンから始めようか？」
まあ、二人きりじゃないからね？
「じゃあお願いします」
一緒にオイルを選んで、温めて
「始めるよ」
手にゆっくりオイルを広げると
「っ」
チャンミンはピクッとした。
「冷たい？」
「何か...」
「ん？」
「変、な感じ...」
男性は女性よりも触られることもオイルにも抵抗があることが多い。
「何緊張してんの？私に触られてドキっとする？」
からかったら
「ハァ？」
怒ったけど力は抜いた。
チャンミンの右手の親指と小指を両手の小指と薬指で挟んで、親指でマッサージ。
「意外と男らしい手だね」
「意外とって何ですか」
何故かユノは何も喋らないから、チャンミンに集中する。
時々ハァァって気持ち良さそうな溜め息を吐いていたチャンミンにパックまでした所で...
「ユノ、する？」
部屋をうろうろしてたユノを呼んだ。
「ユノはネイルだよね？」
「...俺もマッサージ」
待たせ過ぎたのか少しむすっとしてるユノ。
「爪はいいの？」
「いい」
「これとこれとこれ。どれがいい？」
チャンミンと同じようにキャリアオイルに混ぜるアロマオイルを選ぶ。
「ん？」
私の差し出す瓶を持たずに、ユノは身を乗り出した。
いきなり近付いた顔。
サラッと揺れる茶色い髪。
普段見ることのない伏せた睫毛。
今までなら何ともない距離でも、ドッキーンって胸が跳ね
思わず目を反らしたら、チャンミンと目が合った。
ニヤリ
何、笑ってんのよ！
しょうがないでしょ？
ドキドキするんだもん！！
「Aヌナ」
「何」
「パックまだ終わらない？僕、そろそろ帰りたい」
「帰るの？！」
「いてほしいですか？」
うんうん。
「残念。友だちと約束があるんで」
本当か？！
オイル選んでてってユノに告げて、チャンミンの前に移動。
「友だちって誰」
すぐ側にいるからユノにも聞こえるだろうけど、出来るだけ小声で。
「気になりますか？」
そりゃなる。
だって嘘でしょ？
「心配しないで下さい。男です」
「あ、そ」
別にその心配はしてない。
心配なのはユノと二人きりになることだって。
「彼が空いてれば、明日のミーティング連れてくから。紹介しますよ」
「は？結構です」
喋ってる間に施術が終わり...
「ヒョン、お疲れさま！ヌナ、明日ね！」
チャンミンはツルツルの手でリュックをぐいっと掴み、颯爽と行ってしまった。
「...お支払い...」
「俺、払う」
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れさ(プロフ) - makimakiさん» そう言って貰えて本気で嬉しいです(>_<)チャミペンさんなんですね！私も最早誰ペンなのか分からないトンペンです; (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - 楽しかったぁ(≧∇≦)事件簿まで読破しました♪♪残すところあと少しって寂しいかも……最近ユノ作品にハマり気味です((^_^;)チャミペンですけどね。もちろんトンペンなので2人とも好きには変わりありませんけど...ｴﾍｯ (2018年3月27日 19時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - のりのりさん» ユノ編はユノがガンガン攻めるというより首筋にキス程度の攻めでと考えてます(//∇//)( 鼻血噴出より鼻血タラリくらい？(笑)) (2016年2月9日 23時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
のりのり(プロフ) - 首筋にキスとか…:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): 正気じゃいられませんわ （笑）鼻血ものです( ￣▽￣) ユノが悩んじゃう ユノ編 楽しみにしてます(≧ω≦) (2016年2月9日 19時) (レス) id: 21fe8feb28 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» そっちだよ！(笑)朝からでも全然平気だけどね？ (2016年2月6日 22時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年1月3日 18時
