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ミナさんは私の先輩で、あとの三人はまだ新人。
こんな場合、普通ならミナさんが店長の代わりに担当するけどお子さんが具合悪いらしく早退した。
相変わらず店長のサブでしかついたことのないVIPのお客様。
VIP客は何も有名人ばかりでなく、通常のコースではケア出来ない個人的なプログラムを作ってるお客様も含まれる。
だから力量が試される。
気に入ったら指名して貰えるかもしれない。
でも緊張するな...
出来るかな？
そんな私に店長はニッコリ笑った。
「そろそろあなたにも任せようと思ってたからいい機会だわ。今日はハンドとネイルケアだけだし、Aなら大丈夫よ」
「ガンバリマス」
「はい。これ」
カルテを渡して店長はポンと私の肩を叩いて去って行った。
閉店後、渡されたカルテを捲る。
二つとも薄く、あんまり来店されてないみたい。
ハンドとネイル...は、初めて？あ、二回目か...
しっかり確認したつもりだったのに、私は大事な所を見落としていた。
は？！
「...何、してんの？」
時間になって来店したのは
「いらっしゃいませ、でしょう？」
「時間外に悪いな」
ニヤニヤしてるモデルのような大男二人。
勝手に入ってきた二人を置いてカルテまで走る。
店長も言ってくれればいいのに！
気を取り直して
「...いらっしゃいませ。東方神起様」
頭を下げた。
「何ですか？東方神起様って」
チャンミン。今朝、電話したよね？
ユノだって、そう。
二人とも何も言わないなんて...わざとだよね？
驚きすぎてドキドキしてるんだけど！？
「こちらへどうぞ」
並んで座らせた二人は、やっぱりニヤニヤ。
無視して、淡々と用意する。
「A？」
そんな私にユノは
「びっくりした？」
とか笑ってる。
惚れてるけど。
チャンミンも何か考えがあってこうしたのかもしれないけど。
気合いが無駄になったようで...？
仕事は真面目にやってるから？
説明できないけどムカつく。
「からかいに来たの？」
むうっと口を尖らせると、チャンミンはバツが悪そうに目を反らした。
でもユノは
「そんなわけないじゃん」
フワッと笑った。
「覚えてる？A前に少し手のマッサージしてくれただろ？」
「そう、だっけ...？」
「その話してたらチャンミンもしてほしいって言うから。店長にAにってお願いしたんだ」
「あ...そう...」
だからってサプライズ？は意味が分かんないけど、すっかりムカムカは消えた。
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れさ(プロフ) - makimakiさん» そう言って貰えて本気で嬉しいです(>_<)チャミペンさんなんですね！私も最早誰ペンなのか分からないトンペンです; (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - 楽しかったぁ(≧∇≦)事件簿まで読破しました♪♪残すところあと少しって寂しいかも……最近ユノ作品にハマり気味です((^_^;)チャミペンですけどね。もちろんトンペンなので2人とも好きには変わりありませんけど...ｴﾍｯ (2018年3月27日 19時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - のりのりさん» ユノ編はユノがガンガン攻めるというより首筋にキス程度の攻めでと考えてます(//∇//)( 鼻血噴出より鼻血タラリくらい？(笑)) (2016年2月9日 23時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
のりのり(プロフ) - 首筋にキスとか…:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): 正気じゃいられませんわ （笑）鼻血ものです( ￣▽￣) ユノが悩んじゃう ユノ編 楽しみにしてます(≧ω≦) (2016年2月9日 19時) (レス) id: 21fe8feb28 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» そっちだよ！(笑)朝からでも全然平気だけどね？ (2016年2月6日 22時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年1月3日 18時
