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「チャンミンのお眼鏡にかなう人がいないだけだよねー」
慌ててフォローしたら、チッて舌打ちして
「まぁダブルデートし出したきっかけは分かった。で？今日は振られた訳じゃないのに何で僕を呼び出しましたか」
焼酎に手を伸ばした。
そうだ。そう。
協力を求むと言わなければ。
「お願いがあるんだけど」
頑張って切り出そうとしたのに...
「嫌です！」
ぶったぎられた。
「待って！まだ何も言ってないじゃん！」
「Aヌナの“お願い”はろくな事がありません」
「何で！」
「前にそう言われた時、僕大変でした」
え、何だっけ？
思い出そうとする私にチャンミンは恐い顔で
「サイン」
言った。
「あ、だね。その節はありがとうね」
ニッコリ笑ってみたのに...
「あの時！」
唾を飛ばす勢いで喋り出した。
「確かに彼女たちと同じ事務所です」
頼んだのは後輩のガールズグループのサイン。
「でもね、彼女らと仕事が一緒になることなんてほぼないし、プライベートで親しい訳でもない！」
だって友だちの子どもの誕生日プレゼントにしたかったんだもん。
「だいたい。後輩にサイン頼むってどれだけ恥ずかしいか！」
「え？そうなの？」
「そうなんです！」
その時、まだ私のお願いを断れるほど私たちは仲良くなかった。
だから私もチャンミンにお願いする時に、“大丈夫なら”って付け加えたはず。
「僕は色んな伝を辿って辿って。友だちにからかわれながら！直接貰いましたよ。みんなに一言ずつ書いてくれって言うから！」
本当に嫌だったって顔のチャンミン。
「そう...」
だろうね。
なぜなら友だちの子どもの名前はくしくもチャンミン。
チャンミンはふんって感じで肉を口に突っ込みだした。
まずいぞ。
お願いなんてとんでもない空気になってる。
焦ったけど
「それでさ。後輩ちゃんたちとも仲良くなったんじゃないの？」
またからかうような事を言ってしまい
「そんな訳ないでしょう！」
余計に怒らせた。
しょうがない。
「チャンミンにしか出来ないことなの」
「あ？サインはユノヒョンにも頼めたはずだ！」
え？あ、そうかも。
でもサインはユノに頼もうと思いもしなかった...
「だってサインきっかけにチャンミンと仲良くなりたかったんだもん」
しおらしく言ってみたら
「...」
チャンミンは耳を赤くした。
よし！これで...いけるか？
「あのね...協力して貰いたいの...」
焼酎を飲み干してしおらしさ継続したのに...
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れさ(プロフ) - makimakiさん» そう言って貰えて本気で嬉しいです(>_<)チャミペンさんなんですね！私も最早誰ペンなのか分からないトンペンです; (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - 楽しかったぁ(≧∇≦)事件簿まで読破しました♪♪残すところあと少しって寂しいかも……最近ユノ作品にハマり気味です((^_^;)チャミペンですけどね。もちろんトンペンなので2人とも好きには変わりありませんけど...ｴﾍｯ (2018年3月27日 19時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - のりのりさん» ユノ編はユノがガンガン攻めるというより首筋にキス程度の攻めでと考えてます(//∇//)( 鼻血噴出より鼻血タラリくらい？(笑)) (2016年2月9日 23時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
のりのり(プロフ) - 首筋にキスとか…:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): 正気じゃいられませんわ （笑）鼻血ものです( ￣▽￣) ユノが悩んじゃう ユノ編 楽しみにしてます(≧ω≦) (2016年2月9日 19時) (レス) id: 21fe8feb28 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» そっちだよ！(笑)朝からでも全然平気だけどね？ (2016年2月6日 22時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年1月3日 18時
