・・- YN - - 私 - ページ10
- YN -
『ユノ。相変わらず乙女だなぁ』
昔馴染みのヒョンとの電話でぽろりとそれを溢すと、笑われた。
「そうかなー」
『まぁ。お前らしいよ。そのうちAさんに会わせろよ？』
「うん！」
こうしてヒョンにはバレたけど
“ヒョン、ヌナを家に入れないのは何で？”
チャンミンには言えない。
Aに言っちゃうかも？なんて心配なんじゃない。
誰にも言えない心の奥の奥
チャンミンのAへの接し方が恋人にするより親身で...なついてるといえばそれまでだけど
何となくチャンミン自身、Aへの気持ちに戸惑ってるような気がして...
それはねって答えをあげるのは簡単
でもチャンミンが自分で気付かないと意味がない。
それに二人の行動を制限することじゃない。
...なんてのは言い訳？
ヤキモチにはくくれない複雑な気持ち。
だから部屋のことは言う気になれなくて...
言っとけばよかったって思うのはすぐ。
Aが勘違いしてるなんて思ってもみなかった。
それに
まさかドンへの口からAの名前を聞くことになるなんて...
- 私 -
「ヌナ」
バサリと掛けてくれてたパーカーが外されたのがあまりにすぐだったから
「もういいの？」
伏せてた顔を恐る恐る上げると呆れた目のチャンミン。
「歩いても10分もかからない距離ですよね」
...だったね
でもいつもみたいに車だともっと早いよねーって不貞腐れたふりで言う空気じゃなくて
「...ありがとう」
お礼を言って車を降りた私に、チャンミンは当然のようについてきた。
これは...どうしたの？って聞くべき？
いや。
さっき睨まれた顔がちらつき、そのままエレベーターに乗り込んだ。
ドンへくんといたことに疚しい気持ちは微塵もないけど、あんなに驚かれるとバツが悪いような...
それに何より今、かなり凹んでる。
でもずっと無言のままで居られない。
何か話すことを考えてるうちに部屋の前。
鍵を開けるとチャンミンはやっぱりスルッと一緒に部屋に入ってきて
狭い玄関だから近くなった距離。
ん？
いい匂いは香水？シャンプー？
......あれ？
「ねぇ」
止まった私に怪訝そうなチャンミン。
見上げて目の前の胸に顔を寄せると
「な、んですか！」
ぐいっと体を反らされた。
それに構うことなく胸元をきゅっと掴んで引き寄せてみると
「お酒飲んでなかったの？」
アルコールの匂いがこれっぽっちもしない。
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れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» ここしかないと思ってとうとう出しちゃったーヽ(´▽｀)/ 飛びかかって嗅ぐ感じで！(書いてないけど ) (2017年4月10日 20時) (
レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - ど！ぎょ！ん！す！来てたーーー!!!!(///∇///)するするするする！エイプリルフール！どんなにコワイ仕返し来てもド氏とイチャつきたい…(そこまではしてない？笑) (2017年4月10日 3時) (レス) id: 2ee7cf8922 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - wakaさん» 遅くなってすみません！いえいえ読みたいって言って貰えて幸せです(//∇//) (2017年1月26日 19時) (レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - バレンタインもセンイルもって欲張り読者かな？？読みたい！wwwwwれさちゃん、よろしくでーす←簡単に言っちゃってごめん (2017年1月24日 6時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - wakaさん» ドンへ、可愛いですよね〜^^wakaさん、度々ネタに詰まりますが、そんな時の励まし今年もよろしくお願いします！ (2017年1月13日 10時) (レス) id: 4f26b9a3fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年7月6日 22時
