・- 私 - ページ48
みんな口々に良かったよって言ってる中
『でも。チャンミンくんイルジュンとウンジュさんにってよりAに捧ぐって感じだったよねー』
って聞こえてきた。
「はい？なんで私に？」
『なんでって。いつまでとぼけてんの？』
『付き合ってるんでしょ』
...ん？
チャンミンと私？！
そしてみんなチラチラ、ニヤニヤどこ見てるの？
「付き合ってない」
え？否定したのは私じゃない。
声のした方を振り返る。
未だマイクを握りしめたままのユノは仁王立ち
「Aの彼氏は俺だ！」
言い放った。
うわわっ。急に何を言い出すのー！
静まり返ったみんなの隙間をユノに向けて一歩踏み出した...ら
一斉に笑い出した。
え？なに？
ユノも目を白黒。
『やっと言ったよー』
「え？」
「え？」
『やっぱこういうのは直接言わないと俺らに』
「「え！」」
ユノと顔を見合わせる。
それで矢鱈チャンミンが彼氏とか言ってた？
やっぱり知ってたんだね？
変だと思ってたこと府に落ちた。
「お前ら知っててからかってたのか？！」
『当たり前じゃん』
企んだのは...
「私が言い出したのよ」
爆笑のウンジュ。
「え！てっきりジフンだと」
って既にジフンを抱え込んでぎりぎり締め付けてるユノはポカンとしてるけど
私は納得。
「...まさかチャンミンも？」
「もちろん知ってたよー」
「やー！俺何度もイライラしたんだけど！」
「それも知ってたー」
「もー」
「はぁぁ」
ユノとぶつくさ言いながらも笑顔...だったけど
『どっちが告白したのー？』
『え？なになに？何て言ったって？』
「あ、私知ってる！」
「僕も知ってます」
予想以上に焦ることになった。
「ウンジュ！チャンミン！」
「勘弁してくれー」
やっと解放されて隅でまだ捕まっちゃってるユノをぼんやり眺めてると
イルジュンがニコニコして来た。
「からかっちゃったお詫びにこれ」
近隣のホテルをとってたんだって差し出したのはカードキー。
「俺たちが泊まるはずだったんだけど。ウンジュがみんなとここに泊まりたいっていうから」
どうやら私たちへのサプライズ？の為にみんなと連絡を取り合っていたらしいウンジュ。
「まだ話したりないんだってさ」
奮発したホテルだったのにって苦笑いするイルジュンは優しい目をしてる。
そんな好意に
「ありがとう」
特に何も思わずに鍵を受け取ったら...
『後はいいから』
『じゃねー』
あれよあれよという間にユノの車に乗っていた。
友だちから彼氏に... - 私 -→←・ - YN - - 私 -
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 637人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそありがとうございます！そう言って貰えて本当に嬉しいです(*´∀`) (2016年5月4日 1時) (
レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お疲れ様でした。 ありがとうございます(*'-'*) もう、ドキドキしちゃいました〜 このシリーズ大好きです(*^^*) (2016年5月3日 22時) (レス) id: 6d5d1cf67a (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - jumpanaさん» ありがとうございます(^^)v楽しんで頂けましたら嬉しいです！ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» ありがとー！ユノじゃなかったら許されないよね？ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - お疲れ様でした。とっても素敵（≧∇≦） ありがとうございました！ (2016年5月3日 13時) (レス) id: 1ddf45977b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れさ
| 作成日時：2016年2月16日 0時
