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ぶはっ
今度は噴き出した。
「はい」
差し出されたハンカチで
「あり、がと」
拭いながら考える。
ヒョン、あのメール真にうけた？
ンンッ
咳払いして
「ヌナ、どんな雰囲気かとかもう少し詳しく話せる？」
首を傾げた。
「“まだ一緒にいたい”って部屋に来てさ」
うぉ。ヒョン、そんなこと言ったんだ！
その台詞、女子的には有りなんだな
「う、ん」
「その前から会話は途切れがちだったんだけど...」
滅多に目にしない緊張してるヒョンを想像する。
落ち着きなく携帯触ったり、足を揺すったり...かな？
あ、足をゆさゆさはいつもか。
「ソファに並んで座って。見つめ合って」
はいはい。
「まつ毛ついてるってとってくれた...」
「は？」
「それだけ」
「は？」
「期待して目を閉じた私はどうすればいいのって話よ！」
他人の話って風に話してたヌナはもう私って言っちゃってるし...
「そ、そんな雰囲気だった？」
「だったの！」
「それからユノ、普通にテレビ見始めちゃって」
「へ？...ヌナ怒らなかったの？」
「そこで怒るのもおかしいでしょう？」
そうかな？
今キスする空気だったのに！とは言わなくても恋人なら怒っても変じゃない。
「...それがちょうど好きなバラエティで一緒になって見ちゃって」
あーあ。
「それで終わり」
せっかくピラピラ着てたのにって小さな言葉は拾わない方がいいと判断した。
「それは...」
「それは？」
「残念」
「はぁ！？」
「別に魅力がないとかそんなんじゃないと思いますけど...」
「説得力ないよ」
「ま、まぁ。飲んで下さい」
「フン！私明日休みだから潰れたらよろしく！」
「はー...ははは」
ちょっとのイタズラのつもりだったけど...責任を感じていた。
でも...
「ヌナ〜日本酒？マッコリ？」
「両方！」
って本当に両方空く頃...
ヌナはこぼした。
「とは言っても何かさ〜」
「ん？」
「ちょっとほっとしてんだよね、私」
「...なんで？」
「何でだろ...」
あー、そっか
二人が長年友だちとして築き上げたものが、恋人になり変わってきている。
それをヌナはどう受け入れていいのかまだまだ戸惑っているんだ。
ヒョンもどこかで気付いてるから、僕のメールを真に受けたんだろうな
記憶をなくす一歩手前まで飲んだヌナを無事送り届けて...
羨ましく思ってた二人のことを考えた。
友だちからって難しいところもあるのかも...
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れさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそありがとうございます！そう言って貰えて本当に嬉しいです(*´∀`) (2016年5月4日 1時) (
レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お疲れ様でした。 ありがとうございます(*'-'*) もう、ドキドキしちゃいました〜 このシリーズ大好きです(*^^*) (2016年5月3日 22時) (レス) id: 6d5d1cf67a (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - jumpanaさん» ありがとうございます(^^)v楽しんで頂けましたら嬉しいです！ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» ありがとー！ユノじゃなかったら許されないよね？ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - お疲れ様でした。とっても素敵（≧∇≦） ありがとうございました！ (2016年5月3日 13時) (レス) id: 1ddf45977b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年2月16日 0時
