side-C ページ33
あの夜、ヒョンに意地悪なメールを送ってもなんの音沙汰もなく...
次の日会った時も普通のユノだったから
あーあ。もうそうなっちゃったんだ
なんて思ってた。
でも
“チャンミンいつ暇？”
見慣れたAヌナからのメールにポカン。
この台詞ってフラれた時、限定じゃなかったっけ？
それはないない。
でも...どうして？
その夜ちょうど空いてたから、馴染みの店に8時集合。
「ユノヒョンにフラれました〜？」
ノロケを聞かされる？
それはそれで新鮮かも？！
「ねえ。それ。笑えない」
あれ？ヌナの顔...沈んでる
「え？なに。何かあったの？」
ちょっと真面目に聞いてみても
「何もない」
って。
んんん？
まあ、それは後々...
思えば久々のヌナとの時間の始まりに緩む頬を誤魔化すように笑ってビールを流し込んだ。
ヌナはきっともうダイエットとかしてないはず
恋をしたら女性って本当に綺麗になるもんだな
なんて次々とグラスを開けるヌナを見てぼんやり思いながら
恒例の僕の恋の悩みを打ち明ける。
「そんなこと言わずにデートしてみたら？」
「そんなに好きでもないのに貴重な時間を割けない」
「チャンミン〜」
呆れたようなAヌナ...だけど、いつものようにポンポン返してこない。
「ねぇ、チャンミン。ユノってさぁ」
やっとヌナの口からヒョンの名前が出た頃には焼酎が空いていた。
「うん？」
「今までどんな人と付き合ってた？」
「それは...ヌナの方が詳しいんじゃ？」
「あー...だよね...」
「...」
何も言わずにグラスに焼酎を足す。
「私、魅力ない...？」
ぶっ
噴き出すところだった。
「え？え？なに？」
思わず聞いてしまうと
「あ。間違った。何でもない」
ヌナは目を反らしたから
「そんなことないですよ。ヌナは魅力的だと思います。一般的に」
慌ててフォロー。
「一般的に？」
ふははって笑うヌナ。
「一般的にもですが...ユノヒョンにとっては何よりも魅力的なんじゃない？」
ヒョンの名前を出すとヌナはじっと僕を見た。
「何でそう思うの？」
「何でって...当たり前でしょう？彼氏なんだから」
ヌナの目は更に鋭くなり
「当たり前？」
「うん」
もう睨んでる！？
なんで？なんで？
酒で鈍った頭じゃ分からなかったけど、答えはすぐ分かった。
「チャンミンさ...もし彼女の家に行ったとするじゃない？それでもうそんな雰囲気なわけよ」
「うん」
「する？しない？」
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れさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそありがとうございます！そう言って貰えて本当に嬉しいです(*´∀`) (2016年5月4日 1時) (
レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お疲れ様でした。 ありがとうございます(*'-'*) もう、ドキドキしちゃいました〜 このシリーズ大好きです(*^^*) (2016年5月3日 22時) (レス) id: 6d5d1cf67a (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - jumpanaさん» ありがとうございます(^^)v楽しんで頂けましたら嬉しいです！ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» ありがとー！ユノじゃなかったら許されないよね？ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - お疲れ様でした。とっても素敵（≧∇≦） ありがとうございました！ (2016年5月3日 13時) (レス) id: 1ddf45977b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年2月16日 0時
