・ - YN - ページ29
チャンミン完全に面白がってる！
視線ひとつでお互いが分かるって...こういう時いやだ。
Aが部屋を出てからチャンミンと向かい合う。
「チャンミン」
「はい」
「からかうな」
はっきり言ってムッと不機嫌さを表すと、同じように口を尖らせたチャンミン。
「先にからかったのはユノヒョンでしょう？」
「は？」
何？
「真っ赤になってたとか...」
ええ？！特に気にもしてなかったみたいなのに？
その一言が倍以上になって返ってきたけど？！
「少しからかったけど」
認めるんだな？
少しじゃないし。
くっついたり、まじまじ見たり...とかやり過ぎ
ついでに友だちが成功したとかいう方法も試さないからなって言うつもりだった。
でも
「僕、女の子に電話番号聞かれてたのはヒョンだって言わなかったし」
「あ、あぁ」
「誉めてほしいくらい」
「あ、ありがと...？」
あれ？何か、文句どころかお礼言っちゃってる？
...まぁ、いいか
「それにしてもヌナ、遅いですね」
「うん」
昇給試験があるとか言ってたから、そのことかもなぁって特に気にしてなかったのに
「相手本当に店長かな？」
「え？」
「ヌナ、僕と飲んでてもよく電話掛かってくるけど。その場でとるよ」
俺とでもそうだ。
この前は相手は男だったのにとった...デートに誘われるような...
あ！？
チャンミンは俺を慰めるように見てて...
...男だと思う？
「チラッと見えたけど店長とは表示されてなかった」
え。誰！？
「さあ？」
さあ？って見たんじゃないの？
男か女かくらい分かっただろ？！
問い掛けるとチャンミンはニッコリ笑った。
「僕、そろそろ撤退します」
「え？」
「あとは二人でごゆっくり」
「ちょっ」
「ごちそうさまでしたー」
「チャンミン！」
華麗にリュックを背負ったチャンミンは、もう俺を見ずにさっさとドアまで行き
「あ。忘れてないよね？no touchですよ」
そう言い残して帰って行った。
もうno touchどうでもよくない？
だけど...
「ごめんね！」
チャンミンと入れ違いで、パタパタと戻ってきたAの隣は空いてるのに俺は向かい合ったまま。
頭にno touchが回り、腰を上げられない。
「昇給試験の話？」
あー、違うって分かってるのに俺..こんな遠回しに...
「あの、」
Aは瞬きしながら思いきり目を泳がせる。
...迷う時はいつもそう。
嘘を吐いた時は更に全く俺の目を見なくなるんだけど...
あれ？
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れさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそありがとうございます！そう言って貰えて本当に嬉しいです(*´∀`) (2016年5月4日 1時) (
レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お疲れ様でした。 ありがとうございます(*'-'*) もう、ドキドキしちゃいました〜 このシリーズ大好きです(*^^*) (2016年5月3日 22時) (レス) id: 6d5d1cf67a (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - jumpanaさん» ありがとうございます(^^)v楽しんで頂けましたら嬉しいです！ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» ありがとー！ユノじゃなかったら許されないよね？ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - お疲れ様でした。とっても素敵（≧∇≦） ありがとうございました！ (2016年5月3日 13時) (レス) id: 1ddf45977b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年2月16日 0時
