その２ ページ20
チャンミンにああは言われたけど
時間を置いて考えれば、乗せられただけのような...？
“Aおはよう”
日課になったモーニングコールは、極たまに俺の方が早く起きる日は俺から。
“う...ん”
ガサゴソ漏れ聞こえる衣擦れの音は在らぬ妄想を掻き立てる。
“おはよ...ユノ”
うぅ。掠れた声も堪らない
...一刻も早く妄想を現実のものに！
一瞬で迷いが吹き飛んだ。
チャンミンの言う方法試してみよう！
「ねぇ、方法その２は何なの？」
その１があるから２もあるんでしょ？
「ん？あ、あー...」
顎に手を当てたチャンミン。
言うか躊躇してる？
「そんなに難しいこと？大丈夫！俺、やれる」
「そうですか？」
「うん！」
「いつもと違う感じ？で接してみて」
ん？何で首捻ってんの？
しかもどういうこと？
「ヒョンはいつもスキンシップが激しいから、そういうのなしで」
「え？それって...何か意味あるの？」
「意味は...今手元に雑誌がないから分からない」
「ええ？！」
適当に言ってない？って視線を送ると
「やってみた友だちはラブラブだよ？僕を疑うの？」
ってくりくりの瞳で見つめられた。
「まさか！」
「でもスキンシップ激しいつもりないけど？」
「無自覚か！」
「いいツッコミだね」
「ハァ...要はヌナに触らなきゃいい」
「え。どの程度？」
「completely no touch！」
「えー！無意識だったら？」
「僕が止めてあげる。協力するって言ったでしょ？」
「じゃあ、お願い...？」
その２の意味も分からぬまま、店に向かおうとしていたら
『ユノ、少しいいか』
マネージャーに呼び止められた。
ピンの仕事の確認らしい。
もう約束の時間...
Aを一人待たせるより
「チャンミン、先行っててくれる？」
「分かった」
会うのは１ヶ月ぶりなのにここで予想外の焦らし？！
まぁ、そんなことマネージャーは知らないし、仕事のこと。
いつしか時間を忘れ...
『〜ってことで問題ないか？』
「はい」
終わった時には、チャンミンが行ってから一時間近く経っていた。
今更ながらチャンミンを先に行かせて嫌な予感。
今まで二回も俺はチャンミンに妬いている。
「お待た、せ」
ドアを開けて案の定、ムム
何でAの隣にお前が座ってるんだ？
...え、なに？おさわり防止？
「ヒョン、遅かったね。先飲んでるよ」
口を尖らせながら
「ユノ、お疲れさま」
ぽっと頬を赤く染めたAの前に座った。
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れさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそありがとうございます！そう言って貰えて本当に嬉しいです(*´∀`) (2016年5月4日 1時) (
レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お疲れ様でした。 ありがとうございます(*'-'*) もう、ドキドキしちゃいました〜 このシリーズ大好きです(*^^*) (2016年5月3日 22時) (レス) id: 6d5d1cf67a (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - jumpanaさん» ありがとうございます(^^)v楽しんで頂けましたら嬉しいです！ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» ありがとー！ユノじゃなかったら許されないよね？ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - お疲れ様でした。とっても素敵（≧∇≦） ありがとうございました！ (2016年5月3日 13時) (レス) id: 1ddf45977b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年2月16日 0時
