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俺から少し目線をずらしてしばらく考え込んだAは
「よかったら...」
そこで躊躇うように言葉を切った。
続くのは...？
そんなのひとつしか思い浮かばない！
フライング気味に車のキーに手を掛けた。
「また誘って下さい」
......え？
ヨカッタラ、マタサソッテクダサイ？
え？え？
頭にいっぱい？が浮かんでる間に
「おやすみ。帰り気をつけてね」
とかなんとか言い残してAはさっさと車を降りていった。
“よかったら”に続く言葉は“お茶でも飲んでく？”だろうって俺の予想は甘かったとしても！
「初デートで部屋に行く気だったんですか？」
だって、俺たちお互いを充分知ってるんだからさ
そうなるのが自然じゃない？
「ですかね？それでAヌナは“よかったら”なんて？」
“また誘って下さい”
「ぷっ」
笑われたことではっとする。
「今、俺喋ってた？」
「はい」
うわ。心の声のはずが...
はぁ。もう聞かれたもんは仕方ない
開き直った。
「また誘って下さいはおかしくない？俺たち付き合ってるのに。どういうつもりだと思う？」
チャンミンはケータイをいじりながら
「さぁ」
適当な返事。
「ちょっと！ちゃんと考えてよ」
昨日の夜から悶々としてるのに。
「ヌナの気持ちはヌナにしか分かりませんが...」
そんなの分かってるよってのは飲み込んだ。
「僕が帰った後、ヌナに何かしました？」
「何かって？」
「強引に迫ったり、とか？」
「するわけないだろ」
「だよね」
ケータイを傍らに置いたチャンミン。
「じゃあどこまでしました？」
「え？」
「キスまで？」
「昨日はしてないよ！」
「“昨日は”？」
あ。チャンミンの口元が面白そうに歪んでるのに気付き、
話が違う方向にいってる！
口をきゅっと結んだ。
*作者より*
Aさんこんばんは。
ここまでが前作友だちから恋人になる方法と被ってる部分です。
サクサクっと進めたかったのに、ユノ、チャンミン側って書きにくく(^^;、ページをいっぱい使ってしまいました。
先に進みたいユノ、まだ戸惑ってる“私”、それを見守る(？)チャンミンが書きたかったんですが、伝わってるでしょうか？(メッセージ性があるとか全くないですが)
引き続きさらっと楽しんで頂けたら幸いです(^^)
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れさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそありがとうございます！そう言って貰えて本当に嬉しいです(*´∀`) (2016年5月4日 1時) (
レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お疲れ様でした。 ありがとうございます(*'-'*) もう、ドキドキしちゃいました〜 このシリーズ大好きです(*^^*) (2016年5月3日 22時) (レス) id: 6d5d1cf67a (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - jumpanaさん» ありがとうございます(^^)v楽しんで頂けましたら嬉しいです！ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» ありがとー！ユノじゃなかったら許されないよね？ (2016年5月3日 20時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - お疲れ様でした。とっても素敵（≧∇≦） ありがとうございました！ (2016年5月3日 13時) (レス) id: 1ddf45977b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2016年2月16日 0時
