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『ヒョン...何かあった？』
急に元気をなくした僕にスタッフたちは気を遣ってくれる。
でも何も聞かない。
やがて仕事以外ではほとんど話さなくなった僕にチャンミンが堪らず聞いてきたけど
『...うん』
まだ話したくない。
誰かに話せば本当になる気がした。
本当のことなのに。
『話したくなったらいつでも言って下さい』
いつになく眉毛を下げたチャンミンに申し訳なく思いながらも話すことはないと思う。
勿論カフェにも行かない。
Aは来てるかな...
会ってどんな顔をすればいいのか分からないし、祝福なんて出来ない。
でも会いたい。
まだ好きだから。
だけど今度は本当に忘れなくちゃいけない。
『ユノ、チャンミン久しぶり！』
そんな時、事務所で以前のマネージャーに声を掛けられた。
『ウジンさん！』
彼は僕らのマネージャーを経て、今や幹部候補に出世していた。
今はあまり会うことはないけど、彼を兄のように思っている。
僕もチャンミンも。
『２人とも仕事終わったのか？』
『うん。ウジンさんは？』
自分も終わりだから食事に行こうと誘ってくれた。
『ユノ、痩せたんじゃないか？』
『そうかな？』
『調子悪いのか？』
『ちょっとね』
それだけで僕が精神的に調子を崩してると悟ったウジンさんは、行き先を変更した。
『辛い時に焼き肉はキツいだろ』
そう言って連れてこられたのは彼の家。
『ウジンヒョンが作るの？それは遠慮したいんだけど』
ウジンさんが料理上手なんて聞いたこともなく、チャンミン同様僕も遠慮したい。
『大丈夫。俺は作らないから』
『え？』
独身だったはずだけど...？
『ヒョン、結婚したの？』
『あー。これからするんだ。もう一緒に暮らしてる』
『それはおめでとう！』
『おめでとうございます』
Aには言えなかった祝福の言葉は簡単に口から出た。
『でも急に行って大丈夫？』
『大丈夫。もう連絡してあるから』
幸せそうな笑顔。
『彼女、料理上手だぞー』
『楽しみです』
いっぱい食べます！なんて張り切るチャンミンに続いて車から降りた。
ウジンさんの鳴らしたチャイムに、部屋からパタパタと足音。
こんな風にAも旦那を迎え入れるのだろうか。
『はーい』
そんな声と共にドアを開けたのは、今ちょうど思い浮かべた人だった。
そんな...
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れさ(プロフ) - かえるさん» こちらこそ、コメントありがとうです(*^^*)何だかユノ妄想が停滞気味なので嬉しかったです♪ (2015年3月31日 18時) (
レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ないのですね(T△T)了解しました(T＿T)ゞお返事どうもありがとうです♪ (2015年3月31日 7時) (レス) id: 27264d4f57 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - かえるさん» かえるさん！こっちも覗いてくれたんですね(^^)ありがとうございます！ユノも“私”もキャラが定まってないのでもうチャミさん頼りに(>_<)なのでおまけはないです...すみません(T-T) (2015年3月30日 22時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ…終わってしまった(ToT)ヤキモチのユノ、可愛いですね♪チャンミンもいい仕事してくれます♪もう『おまけ』ないですか？ (2015年3月30日 17時) (レス) id: 27264d4f57 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» 顎クイにおでこにおいで。やって欲しいことを詰めてみた(^^;今はこのくらいソフトな気分(*´-`) (2015年3月18日 21時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2015年2月28日 1時
