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『ねえ、帰ろう？』
さっきだってAが帰りたくて寒いと言ったのは気付いてた。
でも惚けたふりをした。
ここに来るのだってわざと道を間違えたんだ。
彼女と二人になりたかった。
今日一日でアップダウンを繰り返した僕の心。
ウジンさんと彼女の様子にいちいち傷ついて、彼女の態度にもしかしてと思って...。
そして決意した。
どうしてもAを忘れることなど出来ないのだ。
だったら僕の気持ちをちゃんと伝えよう。
きっと彼女は僕の気持ちに答えてはくれないだろう。
でもそうして打ちのめされれば前に進めるかもしれない。
『ユノ？』
返事をしない僕に聞こえなかったと思ったんだろう。
Aが距離をつめて隣に並んだ。
『夜景、綺麗だね』
『ん？うん』
『この公園、最近見つけてさ。Aと来たいと思ったんだ』
『...』
返事をしない彼女を見るとしきりに唇に指をやっている。
『困らせてるよな』
頷けばいいのにAは
『...なんで？』
と聞き返した。
僕は彼女の唇にやった手を取った。
『A、困ったりすると唇に指。するだろ？くせも変わらない...。何もかも変わらない』
ただひとつ変わったのは、君は他の男の側にいるってことだ。
それは言わなかったけどAは泣きそうな顔をしている。
『ごめん。困らせたいんじゃないんだ』
『大丈夫』
そう言いながら手を引っ込めようとするから、両手で包んだ。
するとはっと僕を見たA。
『少し昔の話をしないか？』
手を繋いで彼女をベンチに座らせた。
『どうして...どうして俺とは一緒に暮らしたくなかったんだ？』
憶測でしかなかった別れの理由。
今日でAとさよならならすべて知りたかった。
『...寂しかったの』
やっぱり思ってた通り。
でも思いもしなかった言葉が続いた。
『きっとそれだけなら耐えられたかもしれない。でも...覚えてる？ユノ、女優さんと密会かって報道されたの』
よくあるデタラメだから正直、覚えてない。
『覚えてない...』
『え！？本当に？』
少し驚いた彼女は話を続けた。
『その時、ユノは海外にいるっていってたのに、記事ではその日国内にいた』
『は？』
それもあって僕を信じられなくなっていたと言う。
今すぐあの時に戻りたい。
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れさ(プロフ) - かえるさん» こちらこそ、コメントありがとうです(*^^*)何だかユノ妄想が停滞気味なので嬉しかったです♪ (2015年3月31日 18時) (
レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ないのですね(T△T)了解しました(T＿T)ゞお返事どうもありがとうです♪ (2015年3月31日 7時) (レス) id: 27264d4f57 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - かえるさん» かえるさん！こっちも覗いてくれたんですね(^^)ありがとうございます！ユノも“私”もキャラが定まってないのでもうチャミさん頼りに(>_<)なのでおまけはないです...すみません(T-T) (2015年3月30日 22時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ…終わってしまった(ToT)ヤキモチのユノ、可愛いですね♪チャンミンもいい仕事してくれます♪もう『おまけ』ないですか？ (2015年3月30日 17時) (レス) id: 27264d4f57 (このIDを非表示/違反報告)
れさ(プロフ) - ほし☆いちさん» 顎クイにおでこにおいで。やって欲しいことを詰めてみた(^^;今はこのくらいソフトな気分(*´-`) (2015年3月18日 21時) (レス) id: a69c31a826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れさ
| 作成日時：2015年2月28日 1時
