アイドルの君と Ren.N (ページ9)

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STORY8 ページ9

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「廉くんいつまでこっちにおるん？」

廉「んーイベント終わったら3日間休みやからそれまでおっていい？」

「家帰んないの？」

廉「どうせ家帰っても誰もおらんもん」

望「んじゃおったら？
どうせ母さんらも帰ってこんし」

廉「やったーーーー！！！」

「のんって意外と廉くんに甘いよね」

廉「Aは俺がおるの嫌？」

「いや、別にそういう訳じゃないけど…」

廉「じゃあどういう訳？」

望「あーーー俺ちょっと流星に電話してくる」

おいおい兄貴助けろ

ここで廉くんと2人はまずい、、

廉「なぁーなんで？」

「だって久々に会うし廉くんはもう
テレビの中の人って思ってたから」

廉「さっきも言うたけどさ

そうやって寂しいって思ったら電話して？
今更俺に遠慮せんといてや。

…確かに仕事で電話に出れん時だってある。
でも、Aからの着信があったって思うだけで俺は嬉しいし、あまり外で会うことはできひんけど、
こうやって家で会うのもありかなって」

「廉くん私の事大好きじゃん」

廉「好きやで。」

「え？」

廉「幼なじみじゃなくて、のんちゃんの妹とかじゃなくてAのこと本気で好き。」

「まって、廉くんはアイドルだよ？
今が大事な時期なのに女がいるなんて思われたら…」

廉「俺はアイドルである前に1人の男やし
普通に人を好きになるし、それにAがおらんかったら俺はアイドルになってなかった。

Aは俺の事どう思ってる？」

「……私だって好きだよ。
でもデビューしたばっかりだしファンだってたくさんいるのに私だけ廉くん独り占めしてバチ当たらないかな？」

ｷﾞｭｯ

廉「A、俺と付き合って下さい。
確かに我慢させちゃうことはいっぱいある。
でも俺はAじゃないと嫌や。」

「我慢なんてしてないよ？
廉くんと一緒にいれるだけで嬉しいし
今、廉くんと同じ気持ちってだけで嬉しいもん

…私でよかったらお願いします。」

廉「っ…やった！！！！！」

ｶﾞﾁｬ

望「うまくいったみたいやな」

廉「のんちゃんありがとう！」

望「Aが誰かのもんになるのは嫌やけど
まぁ、廉なら安心やわ」

廉「ジャニーさんには報告させて！」

「大丈夫かな？」

廉「大丈夫！なんかあった時に
ジャニーさんが知ってたほうが心強いと思うから」

「わかった。そこは廉くんに任せる！

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