STORY5 ページ6
廉「てか、のんちゃんは？」
「あーなんか遅くなるって言ってたかも…」
廉「そうなん？じゃあそれまで何する？」
「廉くんお腹空いとらんの？」
廉「空いてるっちゃ空いとるかも」
「じゃあご飯にしよ！のん多分いらんと思うから」
廉「あ、そうなん？」
「だいたい遅くなる時はメンバーの誰かと
ご飯行ってるから」
廉「寂しいないん？」
「そりゃー1人は寂しいけど
慣れたっていうか…」
廉「別に強がらんでいいやん。
のんちゃんお前のこと大好きやねんから
そのぐらいのワガママ言うたらすぐ帰ってくると思
うけどなー」
「別にのんにワガママ言いたいんじゃなくて
別にのんが遅くなるのは今に始まったことじゃない
し、確かに寂しいけどのんに対する寂しいとかじゃ
ないから」
廉「じゃあどうしたん？」
「うちは廉くんとこうやってご飯食べるのが久しぶ
りやし、嬉しい。けど廉くんはまた東京戻るから
それが寂しいなーって」
廉「めっちゃ可愛いこと言うやん。
Aさ俺に気使ってデビュー決まってからあまり
LINEも電話も少なくなったよな。」
「それは廉くん忙しいと思って」
廉「そんなん気にせんでいいねん。
てか全然来んくなったから彼氏でも出来たんかと思
ったわ！」
「ない！！！」
廉「逆に忙しくて疲れてる時ほど
AがLINEしてくれたり電話してくれるだけで
俺、元気出るから！
これからは気にせんでいいからいつでも連絡して」
「わかった。する！！」
廉「よし、じゃあご飯食べよ。」
「うん、ご飯いっぱい炊いたから！」
廉「さすがやん！」
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作者名：こたあや | 作成日時：2018年7月11日 15時
