九州男児とオサムちゃん ページ14
マネージャーになると決めた次の日。
監督やまだ会っていないレギュラーもいるので、今日の放課後から練習に参加し、その時に自己紹介をする事になった。
今日もお昼を一緒に食べようとテニス部の皆さんに誘われていたので、午前の授業が終わって屋上に来ていた。
「そういえばA、今日出された課題の読書感想文の本ってもう借りてきたか？」
「ううん、まだだよ。」
「早く借りんと良い本なくなるで。」
「そうなの？じゃあ早めに図書室行かないと！光くん、教えてくれてありがとう！」
という訳で、お昼を食べてから図書室に来たんだけど、結構人がいるな〜。
よし、早く本を探そう！
数分後、本は見つけたんだけど…
とっ、届かない…！何であんな高い所にあるの！？
イスがあれば取れそうだけど、他の人が座ってるから使えないし、どうしよう？
「この本を取ればよかね？」
「あっ、はい、そうです！」
後ろから声がして振り返ると、すごく背の高い人が簡単に本を取ってくれた。
この人、本当に同じ中学生？大きいな〜。
「あの、ありがとうございました！」
「気にせんでよかよ。こんなむぞらしか子を放っておけなかっただけたい。」
「むっ、むぞらし？」
「じゃあ、俺は行くけん。また会えるとよかね。」
そう言って熊本弁の男の子は素敵な笑顔で去っていきました。
あっ、名前聞き忘れちゃった。また会えるかな？
その後すぐ教室に戻って午後の授業を受け、部活が始まる放課後になった。
光くんと部室へ向かう途中、気になっていた監督の事を聞いてみた。
「ねぇ、光くん。監督ってどんな人なの？」
「…変な人やな。」
「変な人？」
「会えばわかるわ。」
変わった人って事かな？
結局、疑問が残ったままの状態で部室に到着した。
「山田さんすまんなー、監督まだ来てへんから、とりあえず部室入ってや。」
「はい、わかりました。」
数分後。
「白石ー、オサムちゃん来たでー！」
オサムちゃんってレギュラーの人？と思っていたら、 部室に入って来たのは帽子を被った男の人だった。
「山田さん、この人が渡邊オサム監督や。」
この人が監督！？思ってたより若い！
「君がマネージャーになってくれる子か。よろしゅうな。」
「山田Aです。よろしくお願いします。」
挨拶の途中でドアが開き、人が入ってくる。
「今日は気が向いたから練習に参加するばい。ん？みんな揃って何かあったと？」
あれ、この熊本弁で話す人ってもしかして…
ラッキーアイテム
革ベルト
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遥 - 主人公がいい子すぎて・・・それに皆かっこEよ！大好き！ (2015年10月30日 21時) (
レス) id: 9d07e9b349 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 青氷ノ天海さんすごく面白かったです♪続きも書いてくれると嬉しいです☆更新頑張って下さい！応援してます。 (2014年11月6日 21時) (レス) id: d7cde8ddfc (このIDを非表示/違反報告)
スハン(プロフ) - めちゃ面白いです！青学編ですね!青学、氷帝、立海、四天宝寺、主人公にもっとドンドン惚れてほしいです///四天宝寺のメンバーも主人公に惹かれてほしです///！返信楽しみにしてます! (2014年2月19日 18時) (レス) id: 0130c44dd8 (このIDを非表示/違反報告)
風丸 マナミ(プロフ) - 凄く面白いです(o≧∇≦)o氷帝編が終わり、青学編ですね!青学、氷帝、立海、四天宝寺、主人公にもっとドンドン惚れてほしいです///四天宝寺のユウジも主人公に惹かれてほしi((← 助けた子猫が主人公になっついてくれないかな〜((← 更新頑張って下さい(o・v・o)ﾉｼ (2014年2月16日 21時) (携帯から) (レス) id: 9216772dfd (このIDを非表示/違反報告)
よゆ - おもれーー！！更新頑張って下さい♪メッチャ応援してます(^_-)-☆ (2014年1月8日 23時) (レス) id: 5adb41a241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青氷ノ天海 | 作成日時：2012年9月15日 15時
