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28:プライベート ページ31
｢公表…ねぇ。向こうの事務所と連絡取って公表で一致したらってとこかな｣
｢！いいんですか！？！｣
今私は事務所にいる。誕生日を迎えると同時に公表したいということ。事務所はそれを受け入れてくれるらしい。でも私の事務所だけで決めるのはできないので梅ちゃんの事務所と話し合うらしい。
｢でも、Aちゃん。必ず、離れてしまうファンはいるよ？｣
｢そこも梅原さんと話し合いました。｣
｢……そっか。まぁ君も梅原さんも一人の人間だから、ね｣
そう微笑んでくれて、この人も私を応援してくれてることが分かる。お礼をしながら頭を下げて梅ちゃんに連絡してからスタジオに向かった。
マネージャーである宇佐美瑠夏さんの車に乗り込む。
いつも通りの助手席だ。
｢瑠夏さん瑠夏さん｣
｢どうしたの｣
｢私幸せです。｣
｢！…ふふ、よかった。｣
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作者名：れもん | 作成日時：2021年4月20日 3時
