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_____痛い、
全身に力が入らない
「……ぁ、…」
目を覚ませば、私は鬱くんの腕の中にいた
ここ……どこ、 ？
私がいる場所はさっきとは違う、カラオケじゃない。
生活感ありありな部屋
「え、起きた…。Aちゃん！Aちゃん大丈夫！？」
私が目を覚ましたことに気づいた鬱くんが私を優しく揺らす
「ごめんな、ごめんな。俺が一人にしてもうたから…」
「う、…つく…、ん…」
体中が痛い。痺れもあるせいか呂律も回らないし、頭もボーっとする
鬱くんはそんな私に気づいて、私を抱えるとベッドに優しく倒した
「寝とき。……ここ俺ん家やから。ごめんな、ロボロん家以外は嫌いうてたんに」
カラオケはもう出た。怖い思いさせてすまん
そう泣きそうに伝える鬱くんの頭に手をのばした
撫でてやれば鬱くんは涙目になって袖で目を隠す
「…俺ダサすぎやろ。……大事な女一人守れへん」
大事…、
そっか。大事に思われてるんだ
。
少し経てばいつもと変わらないくらい元気になった
「鬱くん、まだ泣いてるの？」
ベッドから上半身だけを起き上がらせて傍に座る鬱くんを見つめる
「うぅ〜やってぇ……」
友達のために泣いてくれるなんて優しい人なんだなぁ
と思うと同時にどうしてこんな友達思いの彼が人をコ口すのか不思議でたまらない
「……今何時……って、え⁉」
時計を見れば時刻は17時半
正確な時間は分からないがカラオケに入った時間が9時だとして、3時間後でも、12時……
私5時間くらいずっと寝てた…？
「全然起きてくれへんから死んだ思ったんやぁ」
「あ、……そういうことね」
どうして鬱くんがあんなに泣いていたのか理解できた
でも私が死んだとしても泣きすぎなんじゃ…
「私のスマホは…？」
「？…スマホならここに……「あ！！」…えぇ！？なに⁉」
スマホの電源を入れればロボロくんから鬼のように電話やメールがきていた
『A？』
『体調はどうや？』
『電話でれる？』
『A。どこおる』
『なんで家におらんの？』
『返信して』
『無視せんで』
『なにしとるん？』
その他にも不在着信が１５６件
どうしようどうしよう
彼に心配をかけてしまった
「うわ……まじか。すまんAちゃん」
「いや、鬱くんが謝ることじゃないよ。」
返信しないと、とパスワードを入れようとしたとたんタイミングが良いのか悪いのか
ロボロくんから電話がかかってきた
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ウルフ・レト(プロフ) - 白玉こさん» ありがとうございます！嬉しすぎて私のライフもゼロです…😇もっと虜にできるよう頑張ります！！ (3月7日 1時) (
レス) @page46 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
白玉こ(プロフ) - この作品に出会えて本当に良かったと心から思います😭ここからの展開が気になりすぎます性癖に刺さりすぎてライフゼロです、、応援してます！！！ (3月6日 21時) (レス) id: e18dbc994e (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 匿名野郎さん» わああ…ありがとうございます！！ロさんのそこ意識して書いてたのでとても嬉しいです！完結までどうか楽しんでいってください！ (2月18日 23時) (レス) id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
匿名野郎 - こういうお話めっっちゃ探してました！！！！！！ﾛさんの初心具合がとても好きです‼️‼️更新待っております！！！！！ (2月18日 14時) (レス) @page31 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 風優さん» コメントありがとうございます！大好きだなんて言ってもらえてすごく嬉しいです！ゆっくり更新ですが面白い作品にしていくので最後まで楽しんでいってください！ (1月14日 10時) (レス) id: f93a386a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年1月3日 1時
