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後悔。
という小さなものではない
言うなら、罪悪感
そっちの方があっているかもしれない
「……あ！せや！お茶もってきてないやん！ちょっと待っとってなA、すぐ戻るわ」
いきなりバッと顔をあげ、私の返事は一切聞かずさっさと部屋から出ていく
……お茶なんて出さなくていいのに
私はただ君が隣に居てくれるだけで充分
部屋が一気に静まり返る。
私はロボロくんがまとめてくれた資料をパラパラと捲った。
その行動に意味はないけど、一人でボーっとしているよりは気が楽だった。
「……ロボロくん、ごめんね」
何もない空間に小さく呟く。彼に聞こえるはずないのに
…さて、私はいつカミングアウトしようか。
ロボロくん視点からすれば私は普通の女の子だろう
でもロボロくんがストーカーしているのは、普通の女の子である私なはず。
……私もロボロくんのことストーカーや盗撮してるって言ったらどんな反応するのかな
それが私が昨日から抱えてる罪悪感、というものだった。
私も同じことをしている。そう言えない
まるで騙して付き合ってるようで申し訳なくなる
そんな罪悪感が、彼に名前を呼ばれるたび大きくなっていくのを心のどこかで感じていた
(受け入れてくれるのかな…)
彼が好きなのは《明るくて、笑顔が素敵なA》である気がして、どうも言い出せない
本当の私を知ったらどうする？
《明るくて、笑顔が素敵なA》
これは私が皆から嫌われたくなくて、演じて来たキャラだ。
いや、違う。
ロボロくんに見てほしくて、好きになってほしくて演じてた
素の私は誰にも見せない、家族にも友達にも
自分にも。
自分にまで嘘をついて生きてきた。
やりたいこと、言いたいこと全部思ってることとは逆のことをして
嫌われないよう皆にあわせて
そんなキャラとは逆の私を見たら、彼は私にどんな感情を持つのだろうか
以前の私だったら「ロボロくんなら受け入れてくれる」と自信満々に言っていた。
でも本当は違う
そんな根拠もくそもない自信あるわけないじゃないか
私も彼と同様嫌われたくない、って思ってる
彼よりも私の方が精神的に幼稚なのかもね
資料を捲る手を横から誰かに止められた。
誰か、なんていってるけど正体はわかってる
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ウルフ・レト(プロフ) - 白玉こさん» ありがとうございます！嬉しすぎて私のライフもゼロです…😇もっと虜にできるよう頑張ります！！ (3月7日 1時) (
レス) @page46 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
白玉こ(プロフ) - この作品に出会えて本当に良かったと心から思います😭ここからの展開が気になりすぎます性癖に刺さりすぎてライフゼロです、、応援してます！！！ (3月6日 21時) (レス) id: e18dbc994e (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 匿名野郎さん» わああ…ありがとうございます！！ロさんのそこ意識して書いてたのでとても嬉しいです！完結までどうか楽しんでいってください！ (2月18日 23時) (レス) id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
匿名野郎 - こういうお話めっっちゃ探してました！！！！！！ﾛさんの初心具合がとても好きです‼️‼️更新待っております！！！！！ (2月18日 14時) (レス) @page31 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 風優さん» コメントありがとうございます！大好きだなんて言ってもらえてすごく嬉しいです！ゆっくり更新ですが面白い作品にしていくので最後まで楽しんでいってください！ (1月14日 10時) (レス) id: f93a386a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年1月3日 1時
