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「嫌いになっちゃった」
そう言えば、ロボロくんは今までにないほど絶望に満ちた目をした。
「ぁ、あ…。」と母音だけが漏れる
そのまま立ち上がると私と少し距離をとり、床に倒れるように座り込んだ
「……きら、い、、」
(あぁ、かわいい)
なんて可愛いんだろう。
少しカマをかければ否定することなく自分から発言しちゃって。
挙げ句の果てには私を押し倒して、告白しちゃって。
可哀想なんて一切思わなかった。
むしろ可愛くて可愛くて堪らない
絶望に満ちたその顔も、今にでもﾀﾋにたいと思っていそうなその目
「ロボロくん。私のことストーカーしてるんだね」
…ひどいよ
なんて追い討ちをかける言葉を呟く
するとロボロくんは瞳孔を震えさせながら泣いてしまった。
床にうずくまり嗚咽をあげる彼。
「……ロボロくんは、私に今どうしてほしい？」
ロボロくんの元へ行き、優しく問いかける
「……あた…ま…っ、なでてっ」
嗚咽混じりに詰まりながらも言ってくれる。
欲のままに喋る彼が本当にいとおしい。
お望み通り頭を優しく撫でてあげる
何も言わない。静かな教室に彼の嗚咽が響くだけだ
「顔あげて、？」
言えば大人しく従ってくれる。
ゆっくりと顔をあげたロボロくんの目は真っ赤で、光が灯っていなかった
「私に嫌われたくない？」
うんうんと必死に首を振る。
さっきの私の言葉を思い出したのか、俯いてしまった
「私怖いなぁ。ロボロくんがそんなことしてたなんて。……私すごく傷ついちゃった。」
そう言えば顔をあげ、私の手を握って必死に弁護しようとする
「ごめっ、ごめん！！違う、…ちゃうんや……あ…あ、…ごめんなさ、い」
握る手が震えている。
彼はあと少ししたら壊れてしまうのではないか。
そんな状態だった。
私ももう書類まとめなんて放ってロボロくんに夢中だ。
……あの関係を崩さないと言ったけれど、もう無理かもしれない。
『…久しぶりに話せて嬉しいわぁ』
あのロボロくんの言葉で私の中の何かが切れた
もう、我慢なんかしない。
あんな可愛いことを言われて我慢なんか出来るわけない
私はロボロくんに手を離すよう言う。
ロボロくんは何も言わずスッと離れた
「だからさ、ロボロくん」
ロボロくんの両頬に手を添え、目が合うように仕向ける
綺麗な桃色の瞳と目があう
その瞳は今私しか見ていない
「責任とってよ」
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ウルフ・レト(プロフ) - 白玉こさん» ありがとうございます！嬉しすぎて私のライフもゼロです…😇もっと虜にできるよう頑張ります！！ (3月7日 1時) (
レス) @page46 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
白玉こ(プロフ) - この作品に出会えて本当に良かったと心から思います😭ここからの展開が気になりすぎます性癖に刺さりすぎてライフゼロです、、応援してます！！！ (3月6日 21時) (レス) id: e18dbc994e (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 匿名野郎さん» わああ…ありがとうございます！！ロさんのそこ意識して書いてたのでとても嬉しいです！完結までどうか楽しんでいってください！ (2月18日 23時) (レス) id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
匿名野郎 - こういうお話めっっちゃ探してました！！！！！！ﾛさんの初心具合がとても好きです‼️‼️更新待っております！！！！！ (2月18日 14時) (レス) @page31 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 風優さん» コメントありがとうございます！大好きだなんて言ってもらえてすごく嬉しいです！ゆっくり更新ですが面白い作品にしていくので最後まで楽しんでいってください！ (1月14日 10時) (レス) id: f93a386a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年1月3日 1時
