Sincere love*042 ページ43
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それは1種の拒絶だった。彼女と夕希子のことを知ってしまった以上、そんな発言は俺を苦しめた。こうなるのならあいつの部屋に行かなければよかったのかもしれないと思うほどに。
それにこんなことを言ったらAは訳が分からなくなるのも、傷つくのもわかっていた。
だけど苦しみたくなかったのだ。きっと彼女が気付いたらもうこのままでいられない。それはいつ来るかわからない。もう、別れで苦しむなんて散々だ。
だからこれ以上…。
何度も思った。彼女から夕希子の匂いを感じる度に。関係ない間柄であるように、全く知らない2人であるように、と。
そう願っていたのはきっと心のどこかで2人に何らかの形で関係があることに薄々気付いていたからかもしれない。
「…クソ」
それでも、こうやって抱き締めてしまうのはもう取り返しのつかないくらいに彼女がいる自分の中で大きな存在になっている証拠だった。
たったこの2日の出来事が1ヶ月にも半年にも及んでいるような変な気分になるほどに。彼女が隣でいるのに違和感を感じなかったのは夕希子と重なっていたからかもしれない。
「系さん」
弱々しい声で俺を呼ぶAを見下げる。
すると優しいキスをされた。こんなことも俺の罪悪感を膨らませるだけなのに拒めずに彼女を受け入れる。
「私は何があっても貴方のそばにいるよ」
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烏龍茶(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます！更新を楽しみにしていただけるなんて嬉しいです！小説の中で会える中堂さん…！確かに私も他の作者様の作品を読んでそう思います！ご期待に応えられるよう頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年3月18日 18時) (
レス) id: 574d66a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
りな - いつも更新楽しみにしてました！アンナチュラルが終わって悲しいですが、小説の中で中堂さんに会えるのが楽しみになっています！更新きたいしてます！がんばってください！！ (2018年3月18日 18時) (レス) id: 8a0990f49a (このIDを非表示/違反報告)
烏龍茶(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！初めましてですm(_ _)mダントツにお気に入りと言っていただけて嬉しい限りです(;_;)原作沿いに書けなくて不安でしたのでこのスタイルでよかったと感じました。最後まで書きますのでよろしくお願いします！ (2018年3月18日 18時) (レス) id: 574d66a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
あき - はじめまして！アンナチュラルの中堂さんにハマり、こちらの小説を見つけました。数ある中堂さんの小説の中で、烏龍茶様の小説はダントツにお気に入りです！原作沿いではなく、烏龍茶様のオリジナルのストーリーで、新鮮です。ぜひ続きを書いてください！ (2018年3月18日 18時) (レス) id: b4f36fabcb (このIDを非表示/違反報告)
烏龍茶(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます！初めましてです(`･ω･´)/いつもですか、嬉しいです(;_;)やっぱりアンナチュラルは生きがいですよね、、。続きを見たいと言ってくださりありがとうございます、必ず最後まで書きますのこれからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年3月18日 17時) (レス) id: 574d66a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：烏龍茶 | 作成日時：2018年3月11日 16時
